日程順ではないが、地域分けして紹介したいので①では千葉館山方面の海、鋸山や金谷港、そして最近行った谷原菜摘子展を紹介する。
谷原菜摘子さんは、篠同人の谷原恵理子さんの娘さんであり、画家である。
25歳の若さで様々な賞を受賞された実力派。
今回は上野の森美術館の展示と恵比寿のmemギャラリーの同時開催である。
関係者招待で会期前に恵理子さんが所属される「ににん」岩淵喜代子代表と待ち合わせて行ってきた。
恵理子さんは俳句アトラスより『冬の舟』句集を上梓され、その序文は岩淵喜代子氏、跋文が私、辻村麻乃という、今回は句集に因んだ二人で伺う事に。
折しもこの日は注意報の出るほどの大雨。
緊急事態宣言下でもあって、上野には人っ子一人いない異様な雰囲気。なれど大雨で他の場所を見たいという欲が出ず、菜摘子さんとお会いできたので帰路で恵理子さんと岩淵代表の三人でイタリアンレストランでお茶をした。そのレストランは元々私のお気に入りの二階建ての中華料理店だったが最近変わってしまっていた。
作品は、長く見つめていると内部に引き込まれるような迫力で、今まで見せて頂いた作品以外に新作もあった。memの方とも話すことができたのは幸甚だった。
https://www.ueno-mori.org/exhibitions/article.cgi?id=1024939
この10日くらい前の5月半ばに、念願の千葉の海に行くことが叶った。友人で篠同人でもある千葉在住の方のご案内を受けられて近年一番幸せな日だった。雨予報なれどロープウェイで鋸山に登るまではなんと晴れ。
写真も載せきれないほどである。
海は自然の脅威に晒される時もあるが、穏やかな時は心の源ともなるところである。
葉山に惹かれていたのは、親族が大磯、横浜方面に多く幼い頃から馴染みがあったからだと思う。
遠くに久里浜を望む金谷港からの景色は圧巻。
また元気に過ごせそうだ。