この秋には元々俳句関係の旅行や企画運営に携わる行事などが林立し、篠秋号の入稿もある。
その隙間時間にゆるゆるしてしまうと却って身体がきつくなるのでプライベートでも色々なところに出かけてきた。なのでまた二本立てで。
父、岡田隆彦とご縁の深い版画家の池田良二氏からお知らせを受けて、収蔵品展の行われる初台の東京オペラシティアートギャラリーに。
ジュリアンオピー展も行われていて、両方堪能した。
オペラシティーは初台駅直結でとても便利な施設である。この日は一日中雨だったが、同じ女流の俳句仲間と美術鑑賞から中華を食べて、各々の立場からの俳壇展望、これからの企画など話して有意義な
一日となった。
なかなか期間前半に行けず終わるまでにご案内できず残念である。
こちらも月見の会に今年は行きそびれてしまって、残念無念と思っていたらぽっかり時間ができていざとお一人様吟行で東向島の百花園に。
二十日に行って萩のトンネル開花にちょうど良かった。今年はどの花も開くのが遅めである。
平日だというのに歩こう会のような面々の団体で混んでいた。

このスポットには絵を描くひとたちが。
芭蕉のこんにゃくの碑。
こんにやくのさしみも些(すこ)し
                                  梅の花    はせを
句に行き詰まると百花園に行くので、この句碑を
SNSなどで何度紹介しただろうか。


 そして21土曜日六本木句会を終えてから、22日曜日は

令和元年度(15)日本詩歌句随筆評論大賞受賞式だった。この度は拙句集『るん』特別賞を受賞

大高霧海先生の芭蕉のお話も勉強となった。
夜も更けて、懇親会も景色の良い北とぴあで。

そしてこれはまた違う場所だが、荻窪クラブドクターにて友人のバンドの周年ライブが。BUZZHOUSEという人気バンド。
同窓会ではないが、この左端のベーシストと二十代にバンドを組んでいた経緯から、その周辺の大勢のお仲間とかれこれ35年近いお付き合いがある。中には地元学生時代からという人もあって私より更に歴史が深い。
一部の方々とはお会いする機会はあったが、昨年くらいからSNSで集結してまた親交を深める事となった。家族友達はもちろんだが、今となっては純粋にバンド繋がりのお仲間というのは貴重だと改めて感じている。
そして私を含めた殆どの皆さんがバンド活動現役というのも頼もしい。

授賞式でも話したが、まず生き生きと生きることが大切である。健康を保つ努力をして働いて仲間と会って楽しく。それでこそ俳句が詠めるのだ。
続く