①の続きです。
名残惜しくも、翌日はお祭りの準備があるとのことでお会いできず、ご夫人のプランを参考に眠れない真夜中に自分なりに組んだプランで動くことに。
輪島マリンタウンのルートイン輪島からは徒歩で輪島の朝市に行けました。
漆器や珍味などデリケートなものを売っているからなのか全て露店は幌の中でした。
彼女は柿渋染めのハンドバッグ、私はミニバッグと輪島の木のスプーンを家族全員(婿さんにも)買いました。女子旅気分満喫で楽しーい。
家人がなんと小6の時に友達と子どもだけで能登の旅をしたと昔から聞いていて、一番のオススメの白米千枚田にタクシー往復で行きました。
行けてよかったー。この千枚田はオーナー募集中とのことです。

また輪島のバスターミナルに戻って昨日買って半分使った回数券に料金を足して金沢駅へ。
そこでまず腹拵えで、なぜか鰻丼。
同行の彼女は旅慣れていて、能登のへしこ(イカから取れる調味料)の鯖焼きを注文。
そこからまたタクシーで兼六園。
外は真夏日。暑い暑い。お腹いっぱい(笑)
烏は何故孤独なのか、考える暇もなく歩く歩く。
日本武尊がぽっちゃりさんでした。
そこから金沢駅に戻ってレトロな喫茶店でクリームソーダを頼んで、本来速い新幹線を夜取っていましたが、夕刻のはくたかで帰ることに。
北朝霞の駅に着いて歩きながら思い出しながら寂しい気持ちと、あゝここが自分の巣のある街なのだと一歩一歩踏みしめながら帰りました。
家の前の六道地蔵さんに無事帰れましたと挨拶しつつ袋小路の我が家へ。
早く帰れたので二時起きの家人にも会えて、勤め帰りの次女にもお土産を渡せました。
ありがとうございました。

黒々と能登瓦見え雲の峰

夫婦付寺の五月雨萩や寺の庭

あれは椨と指さす美僧土用東風            麻乃