ここ数年母の事で遠出が難しく、やっと念願叶って能登の輪島の俳人でもあるご住職、市堀玉宗様に会いに行くことが叶いました。
同行は篠で他誌拝見を書かれる歌代美遥氏。
能登、輪島は私が今まで旅をした中で最もと言っていいほど素晴らしいところでした。
興禅寺から総持寺へ。
この門前町にも感動しました。
順不同ですが興禅寺です。
まれのロケ地にも。
夜は素晴らしいイタリアン。AIUTOアユート輪島。食材も海山の新鮮な幸でお味も繊細で、能登人の優しさを感じました。

ここ何年かFacebookの市堀氏の投稿される御句の数々を拝見して感想を送っていました。
具体的に能登に行こうと考えたのは京都のご夫妻が訪ねられているのを見て、連絡したら近い方の永福寺にいらっしゃる時に運転しなくても行けるのではと教えて頂いてからです。
母、岡田史乃が『ピカソの壺』、私、辻村麻乃が『るん』を刊行しその間に母が体調を崩して入退院。それで伸びに伸びた叶わない夢となっていました。吟行仲間を募ると皆さんお仕事があるので、我々俳人が句会連続の土曜日に設定しなくてはならずそうなると更に伸びてしまいます。
なので、私と美遥氏で3パターン日程を平日に設定し市堀氏に打診、金沢から高速バスで行くことができました。氏の句群に時折出てくるご夫人は本当に美しく聡明な方でそのおもてなしの御心に感激しました。
宿はマリンタウンのルートイン輪島。オーシャンビューをそれぞれ一室ずつ取り、同行の彼女は私より遠方からなのでダウン、私は興奮冷めやらず夜中に露天風呂に。続く