10日の土曜日はきつね句会でした。

超結社での吟行をしたことはありますが、FBで呼びかけたこともあって結構集まって、案内人を立てての吟行大会は初体験。
皆さんで北風の吹く冬の王子を歩くのも楽しく、いつものお仲間だけでなく、篠の方や俳句の先輩方もご参加されて少し緊張しました。
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前にも訪れている王子の装束稲荷から王子稲荷への道。

見守るかのようにバッグからはきつねが。{94529FBD-647E-4DB8-9CB9-AC212312F4F2}

この日は10時に待ち合わせして、装束稲荷から王子稲荷、名主の滝、狐々路、音無親水公園、飛鳥山公園。ここで解散して私達はビッグベンでランチをしてから北とぴあの句会場へ。
北とぴあではコピー機の故障などトラブルもありましたが、皆さんのおかげで無事終えることができました。
重ねて御礼申し上げます。
玉子屋の扇屋が高齢の店主曰く一見さんには売らないそうで、電話予約の分は若い衆が作成するとのこと。
これが皆さんの句材にもなったようです。

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所を変えて懇親会は駅近のソフリット。
イタリアンですが呑む人も呑めない人も和気藹々と過ごせました。
ケアする家族がいる私は、自分が主催する一日かかりのイベントは暫くできないかもしれませんが、王子に通うようになってから知り合ったお休み処、狐々路の店主さんとのご縁からまた句会が持てたらと思っています。

篠の皆さんとも改めて吟行、そして母、岡田史乃の『ピカソの壺』の受賞祝賀会もやりたいと思っています。
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北颪 一本気なる卵焼
狐火や 段々私になりゆけり                                
密やかに集ふ仲間と寒施行
水枯るる音無川の魚道かな
冬霞 狐の面の振り返る                              麻乃