先日は俳人協会埼玉県支部事務局会議がありました。川越大会後の反省会と来年の展望、そして5月の総会と俳句大会に向けての話し合いを大宮で行いました。

爽樹の半田卓郎氏が資料を沢山作ってきてくださり、佐怒賀直美氏の明瞭な司会のもと、サクサクと進みました。
終わってから皆さんとテーブルを囲みながら、それこそ本当に超結社の集まりとして各結社誌や同人誌の編集という立場からご苦労や工夫についての貴重なご意見、文語文法と作句についてのお話などもお聞きできました。
何より、お仲間がいて、このように一つの目標に向かって協力し合う事の素晴らしさを事務局や世話人の仕事から感じています。
来年度は三郷市が中心に花と緑の吟行大会を行います。俳人協会の方でなくても参加が出来るので、是非ご参加を。詳細は近くなったらお知らせします。
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俳人協会の大会のお手伝いをするようになったのは、「ににん」代表の岩淵喜代子氏が担当であった武蔵嵐山の女性教育センターの吟行大会の時に、故小澤克己氏が私を実行委員に推薦してくださった事がきっかけです。その時の稲田眸子氏のきりりとした司会進行、岩淵喜代子氏のやんわりとした統括力、佐怒賀直美氏のきめ細やかな心配りなど皆さんの仕事への姿勢に感銘を受けました。

それから更に事務局や世話人になることで、毎年お手伝いをさせて頂いています。春の総会大会の披講という大役では本当に緊張しました。

スタートとなった武蔵嵐山大会のリーダーであった、岩淵喜代子氏代表のににんが15周年を迎えます。母、岡田史乃と氏が懇意であることから創刊時から参加させて頂いています。二人は川崎展宏氏の下で学んだ仲間であるので、ににんに参加させて頂く事がとても勉強になります。岩淵氏の原石鼎の研究は、時代を超えて残るものだと感じています。

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ににんパーティー打ち合わせの日が、丁度岩淵氏のお誕生日でもあったので、朝霞台に出来たコメダ珈琲で珈琲と一緒にケーキを頂きました。
久々に明るい内に自宅に帰れたので、俳句雑誌や書類を整理したら、何だか心まで晴れるような。

亡父、岡田隆彦がいつも地に足の着いた生活をしなさいと言っていたのを良く思い出しますが、その暮らしの大切さを改めて感じた秋の一日でした。

娘てふ沿ひ難きもの鳥渡る         麻乃