タイトルはうろ覚えですが、先日村上春樹の新作を買いました。一晩で読了しました。


あいかわらずいつもの通りです。

自分の中の空しさに酔いつつ、クラシックのレコードを聴いてほどほどにウィスキーを飲み、学生時代を回顧したり現代(30代)に戻ってきたり、女には特に困ってないし思い立って北欧を旅行しちゃう、みたいな話です。


「やれやれ」という言葉は出てこなかった気がしますが、2回ほど「こんにちはレクサス、さようならカローラ」みたいな言い回しが出てきて悲鳴が出そうなほど気味悪かったです。


こんなに酷評すると彼の作品を嫌っているようですが、村上春樹はノルウェイの森のころから熱心に読んでいます。好きなあまり些細なことが気になるのかもしれません。


純文学としては評価していないのですが、村上春樹を読むと「部屋は片付けよう」とか「規則正しい生活をしよう」とか「運動不足を解消しよう」とか生活にやる気が出てくるので、そういうところは好きです。

これからも新作が出たら買うだろうし読みます。


あとそれと、この本は名古屋で買ったんですが、たまたま名古屋が舞台になっていたのとたまたま僕は色彩を持っていたので親近感を覚えました。