ディズニー映画の『塔の上のラプンツェル』を観にいってきました。
写真の下からネタバレ有りです。
※ この人たちは別にラプンツェルではありません。全然関係ないけどただ似てるなぁと思っただけ。
公開から1ヶ月ほど経っているので、観客は全部で10人くらいしかいませんでした。
受付で席が指定されるんですが、広い客席の真ん中に客が密集してて気まずかったです。せっかく空いてるんだからもっと分散して配置してくれればいいのに。
魔法の髪を持ったラプンツェルっていうプリンセスが自分の出生の秘密を知らないまま塔に幽閉されて育ったっていう話なんですが、このラプンツェルの声を中川しょこたんがやっててそれがプロの声優さんみたいで違和感がなくて感心しました。さすがアニヲタ。
ハウルはキムタクのイメージがすんごい邪魔でしたが、これはもう途中からもうしょこたんだということを忘れて観ていました。でも歌のところは違う声優さんが歌ってたみたいです。しょこたんだって歌手やろ…?
ラプンツェルはいじわるなおばさんに囚われてるんですが(老婆だけど魔法の髪のおかげで若さを保っているから見た目はおばさん)、この人一応悪役だと思うんですがそんなに悪い人じゃなかったです。
最後死にますけど、コミカルに歌ったり踊ったりしてくれて飽きないし、食事や生活の世話してくれるし誕生日プレゼントくれるし、死ぬほど悪い人じゃないような気がします。
ていうかひきこもりのニートにとっては神のような存在だと思う。
現実世界にもこの程度の過保護な親はそこら中にたくさんいるよなぁと考えさせられました。
近年流行りのモンスターペアレンツとか。まぁ死ねばいいんですけどね。(←結局ひどい)
それにしてもこのおばさんは自分がものすごい大事にしてるラプンツェルの魔法の髪を普通に塔の昇降用の道具として使ってて、けっこう雑に扱うんだなって思いました。髪が切れたら効果なくなるっつってんのに…。ロープとか滑車とか縄梯子とか使えばいいのに…。
ラプンツェルが塔を出て、言いつけを破ったことを悔やんだり外の世界に出れたことを感激したり躁鬱を繰り返すところがしょこたんぽくてすごくかわいかったです。
途中、津波を髣髴とさせるシーンがあってちょっとだけブルーになりましたが、いかにもディズニーらしい素直なアニメで飽きずに観れました。