六本木のミッドタウン内で開催されている展覧会に行ってきました。
椎名林檎さんのデスクトップ画面が展示されているのと、この企画展のディレクターである佐藤雅彦氏に以前から興味があったので、鳥居ようちえんのイベントのために上京したついでに足を運んでみたのです。
佐藤雅彦さんは豚バラスイッチでお馴染みの『ピタゴラスイッチ』や、初期のプレイステーションを代表するソフト『I.Q.』や、一世を風靡した『だんご三兄弟』などをプロデュースしたクリエイター出身の大学教授です。
僕は以前病院の待合に置いてあった『プチ哲学』という著書を読んで佐藤さんを知りました。
後日ちゃんと読みたくなって本屋さんで探して購入したほどおもしろい本です。
僕はミッドタウンを訪れるのは初めてですが、GyaOジョッキーはミッドタウンの34階から配信されていたので、ここに鳥居さんが月一で通っていたのかと思うと妙に感傷的な気分になりました。
「社交辞令でハイタッチ」はとても思い入れの強いネット番組でしたから。
肝心のギャラリーはミッドタウンのお庭の一角にありました。
平日の昼でしたが、夏休み期間だったせいか思ったよりも賑わっていました。
入ってみると体験型のブースがいくつもあり、一般的な美術展を想像していた僕はちょっと面食らいましたが自分で触ったり動かしたりできるので心躍ります。
僕は一人で行きましたが、二人以上で行った方が楽しめるような気がします。
林檎さんのデスクトップは、「頭の中の散らばり方」というテーマで小山田圭吾や茂木健一郎など複数の著名人のノートパソコンと一緒に展示されていました。
パソコン本体は私物ではないと思いますが、デスクトップ画面は本人が普段使っているそのままだと思います。
林檎さんのMacBookは機能美を感じさせるシンプルなデスクトップでした。配置がとてもきれい。
実はどういうコンセプトの展覧会なのか予備知識もなく行ったのですが、キーワードは『属性』だそうです。
盲点を衝かれるような発見がいくつもあって知的好奇心を刺激されました。
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企画展 佐藤雅彦ディレクション
“これも自分と認めざるをえない”展
会期:2010年7月16日(金)~11月3日(水・祝)
会場:21_21 DESIGN SIGHT
(東京ミッドタウン・ガーデン内)
入場料:一般1,000円 大学生800円 中高生500円 小学生以下無料