案外ステレオタイプが当たることもある。
スペインというとフラメンコ、情熱の国というイメージがあるが、実際彼らは情熱的なのだ。
以前シカゴに行った時だった。
Airbnbで7人部屋を借りて、2泊3日ほどだが共同生活をしたことがあったのだが、もちろん夜はアルコールを持ち寄ってのパーティーとなる。
音楽を流しながら下ネタトークにいそしんでいたところ、突然スペイン勢が立ち上がった。
「踊りたい気分だわ!」
彼女らはすぐさまリモコンをかっさらうと、突如ラテン系ミュージックをかけ、踊り始めたのである。
しかしなんというか、ラテンミュージックというのは自然に体が動いてしまう。
ハイテンションな彼女らに促されて、本場仕込みのステップを手取り足取り体験できた。
そんな彼彼女らだが、イケメン美女を評価するときに、「hot」という形容詞をやたらと使う。
「あの人hotよね」「この中で誰が一番hotに踊れる?」「わたしら hottestだから」
こんな具合にだ。
何せ飲み会という概念の代わりがダンスであるスペインでは、いかにhotに踊れるかが重要なアピールポイントになるらしい。
なんとなく日本に生まれてよかったなと思った瞬間であった。
しかし彼らの飲みっぷりはすさまじい。
本国の大学でも、もちろんエブリデイエブリナイトがダンスパーティらしいが、そこには世界共通の概念、罰ゲームがある。
私の友達は罰ゲームとして「バナナ強盗」をやらされたという!
なんとバナナを銃のように構え、「手を挙げろォ!!」と実際のコンビニに突っ込むというもの。
もちろん警察沙汰になったらしいが思い出はプライスレスなんだそうだ。

