10/19 (水)

アクティビティ (5分)

円形に座る。「ある日あるところに男の人がいました」と私が言い、次に座っている人が物語を続ける。順番に発言していき、みんなで一つのストーリーを完成させる。

 

アクティビティ(30分以上)

ペアワーク。在日コリアンに対するヘイトスピーチを題材に、表現の自由について議論する。

まずヘイトスピーチの映像を見せる。

そしてヘイトスピーチとは何か、説明する。

とても面白いと思います。難しいですが、このクラスの学生ならできるのではないかと思います。差別、ゴキブリ、表現の自由、政府、規制、影響、などディスカッションに重要だと思われる語を、あらかじめ黒板に書き説明してください。二人の韓国の学生がショックを受けるのではないかと心配なので、このような現象は世界的にどこの国にもあることだということを言ってください。「韓国や中国や米国のヘイトスピーチについて話しあった結果を、自分の国ではない国のヘイトスピーチについて月曜のクラスで杉森先生に説明してもらう」と予告してください。

<ヘイトスピーチとは>

日本にいる韓国系移民に対し、「帰れ」「ゴキブリ」などと暴言を浴びせること。

韓国系の子供が通う小学校の目の前で、悪口をいうデモをするなど、問題になっている。

続いて反対側、容認側の主張を紹介する。

<ヘイトスピーチ反対側の主張>

差別はいけない。表現の自由は大切だが、ほかの人を傷つけたり、差別するのはよくないことであり、許すわけにはいかない。

<ヘイトスピーチ容認側の主張>

たしかに差別的行動はよくない。しかし表現の自由を政府が規制するべきではない。

議題

1 ヘイトスピーチのどんなところがよくないですか。そしてそれはなぜですか。

2 表現の自由を規制すると、どんな影響があると考えられますか。そしてそれはなぜですか。

3 ヘイトスピーチ問題には、どのような解決策があると思いますか。

 

このパワポを使って進めました。

https://drive.google.com/file/d/0Bz2udtXzxCJyOXl3OUdWak9JUkU/view?usp=sharing

ニュース映像をスライドに使ったのが正解でした。 ヘイト側と反対側が京都の神社前でせめぎあっている映像で、皆一気に引き込まれていました。ディスカッションも、はっきりと議題を設定したのがよかったです。議事録役も用意し、自分たちのアイディアを発表してもらう前提を設けたところ、活発に議論が進んでいました。また自国の事情を説明するセクションでは、心に秘めた思いを、一生懸命言葉を探して説明してくれました。伝えたいことがあれば、言葉はついてくるのだなと再確認しました。反省点としては、ディスカッションが完全な生徒主体ではなく、私主導になっていたこと、また英語の使用を許し過ぎたことです。前者は、グループ同士の物理的な距離を離すこと、議題をさらに具体的にすることで良くなると思います。後者は、私が積極的に日本語語彙を引き出してあげることで良くなると思います。

 

リーディング (残りの時間があば)

各自、日本語多読ライブラリーの本を読む。ピンク色の用紙を渡し、読書記録を書いてもらう。

 

読書記録になにを書くか、もう少し明確になると、生徒もめあてをはっきりさせて、集中できるようになるのではないかと思いました。たとえば、印象的なフレーズだけでも見つけよう、と決めて取り組めば、少なくとも1つは語彙が増えることになりそうです。もしかするとすでに目当ては決められているのかもしれませんが、生徒によって読書記録の充実さにばらつきがあるのが気になりました。

 

10/24 (月)

アクティビティ 40分 (下記のゲーム群を、毎回のルーティンにしようと思います。)

四字熟語音読ゲーム(5分)

https://drive.google.com/file/d/0Bz2udtXzxCJyUVpGNzZTUEU0Mms/view?usp=sharing

このプリントを使って、四字熟語を声に出して読む。意味は分からなくとも、リズムにのって声を出すことはいいウォームアップになるし、漢字と音を結びつけるいい練習になる。なにより、頻出の熟語がわかると日本生活がもっと楽しくなる。要望があれば、四字熟語意味プリントも作ります。

二コマ漫画ゲーム (5分)

画像を見せる。次の場面で、どんなオチが考えられるか、アイデアをだす。全員分聞いたところで、優秀賞を発表する。例)じゃ口をひねっている男の子の絵→蛇口からコーラが出てくる など

詩の音読ゲーム (5分)

今週は、両日ともカール・ブッセ作『山のあなた』(少し古風過ぎてなじめないようであれば、萩原朔太郎『竹』を音読する)をみんなで音読する。手拍子を叩きながら、リズムに乗って音読する。口語や文学的表現の含まれた平易な詩を音読することで、発音、映像化力を豊かにする。月曜・水曜でリズムよく練習を繰り返し、水曜の回では暗唱できるといいね!とめあてをもって音読する。

語彙ゲーム(10分)

今回のテーマは「緑のもの」。緑色のものを思いつくだけ挙げてもらう。その後、その中から3つ言葉を選び、うまくつなげて文章を作る。

説明ゲーム(10分)

今回のテーマは「警察官」。警察官の絵を見せ、この職業の名前は何か、どんな仕事かを説明してもらう。最初はみんなに一斉に見せて、「これわかるひと!」と全員でブレインストーミングする。このタイミングで私が語彙を補足する。その後、自分のノートに自分なりの説明文を作る。

<これらのゲームは、毎回ルーティンで行おうと思います。>