そんなわけで、シカゴに行ってきました。

 

▲シカゴの街並み。漂う銀座感。

 

シカゴには3日間滞在(噂のAirbnb使ってみた)したので、書きたいことは山ほどあるのだが、ここは足早に本命へ移ろう。

 

Lou Mitchell'sを訪れたのは日曜日の朝。

ぶらぶら歩いていると、突然の行列が!あれに間違いないと近づくと・・・、見つけました。

▲Lou Mitchell's の外観。世は21世紀、ハーレーではなくホンダのスクータが停まっている。

 

なんとかわいらしいお店だろう。すでにトーストたちの香ばしい香りが漂ってくる。

これは期待できるぞ・・・!

並ぶこと4,5分、すんなり店内に入り込むことが出来た。

 

店内の第一印象は、「人凄っ!!!」。

さすがアメリカだけあって店舗は非常に大きめ(アメリカの店は奥行きがとんでもない)だが、それでも人口密度が半端ではないのだ。

 

▲中の様子。机がぎっしりと並べられた店内に所狭しと人々が座っている。

 

やはり観光客向けだということなのか、とややゲンナリ。

しかしながら不思議と雑然とした印象はなく、むしろきれいに整えられた店内で好印象だ。

 

店内に踏み入った瞬間、いかにもやり手だといった感じのベテランウエイトレスが、素早く案内してくれた。何たる早業、身のこなし。いや、この方だけではない。店内にいるすべてのウエイターたちが、組織された完全なるプロフェッショナルたちなのだ。

 

 

 

 

目まぐるしく変化する客たちの状況にも、何ら動じることなく対応する。コーヒーカップが空けばどこからともなくウエイターが参上し、音もなくコーヒーを注いでくれる(もちろんサービス)。ウエイターたちは電子端末などといった無粋なものなど使わない。彼女らの持つ無数の伝票に、目にもとまらぬ速度でおびただしい数のオーダーが書き込まれていく様はまさに職人技だ。

 

席に着くと、完璧に清掃されたテーブルと氷水の入った銀色のグラスが出迎えてくれた。

 

な、なんなんだこのプロ級のおもてなしは・・・!

 

アメリカのそれも超満員カフェなんて、ハイ水ハイ飯勝手に食えや、といったガサツなものだと予想していたが、完全にいい意味で裏切られたぞ。

 

向かいに相席となった自称常連のおばさま曰く、

「世界中から人が来るんだから、見るものすべて焼き付けなさい!」

だそうだ。

ちなみにその後このおばさまは私が日本出身だと知るや、日本に早20年駐在しているという自慢の息子の武勇伝を、延々聞かせてくれた。

すると隣の中年夫婦も彼らの持つカメラと私のカメラを見比べ、「俺のもキヤノンなんだ!」、「あなたどこからきたのアラ東京はるばる来たわね忙しそう」とマシンガントーク。

 

・・・最高だ。この知らない人がめっちゃ話しかけてくる感じ・・・、まさにアメリカだ(?)。

 

キッチンでは予想通り、恰幅の良いベテランコックたちが休む間もなくフライパンを振るっている。玉ねぎとピーマンがたっぷりの油で炒められていく香ばしい香り、卵が一斉に炒められ、宙を舞うその様子・・・。そうだ、何をしているんだ俺は。まさかカフェに店員とコックとアメリカンauntを見に来たわけではあるまい。

 

手元のメニューに目を落とすと、実に種類豊かなオムレツ、サンドイッチ、ハンバーガーたちが目に飛び込んできた。

こりゃ選ぶだけでも一苦労だ。オラワクワクしてきたぞ。

 

<その3へ続く>