ノートルダム•ド•パリ 振付ローラン•プティ
エスメラルダ
永久メイさんのバリエーション
因みにメイさんが小学生の頃コンクールには出場された時、私はこのコンクールの舞台の助監督のアルバイトをしていて、彼女に賞状を渡したことがあります
まだ幼くてとっても可愛かったです
コンクールなどで踊られるタンバリンを持ったバリエーションは全幕で見られる事はあまりありません
ノートルダム大聖堂は2019年4月の火災から、修復工事が終了して美しい姿に
ノートルダムは昔錬金術が盛んに行われた寺院として有名でした
錬金術が正しい科学と結びついていた訳では無いでしょうが科学の発展には大きく貢献したようです
そんな歴史的なこちらも魔法と科学がごちゃ混ぜになった寺院にはさぞかし怪しい人物が出入りしていたのでは無いかと思います
エスメラルダは美しいがゆえに無実の罪に問われて
鐘守のカジモトに助けられる、ジプシーの踊り子の名前
同じノートルダムの鐘という ヴィクトル•ユゴーの小説が元になっています
ボーモン夫人の書いた 美女と野獣
はバーミンガムロイヤルバレエ団でデヴィッド•ビントレーが
ヤマカイさんのバレエ団でも上演されていましたね
オペラ座の怪人はオペラ座が舞台です
カジモドもファントムも生まれながらに醜く
野獣も恐ろしい姿に魔法で変えられて
共通するのは人の二面性にどう向き合うか
本音と立前
理屈と本能
美女を愛した醜い男の愛は果たして報われるのか
綺麗ごとや理屈じゃない真実のこころに直面出来る覚悟をほのめかす
映画の半魚人や
フランケンシュタイン
キングコングも
報われない愛にロマンを感じてしまいますが
答えの出ない問いかけが心に残るのかも知れません