日常で役立つ哲学の教えは?
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この世で情熱なくして、達成された偉大なことなど無い。
ヘーゲル
バルセロナ、パリ旅行中
バルセロナバレエ団で活躍中の生徒や、同じバレエ団のダンサーさん
保護者のママたちとお話をする機会がたくさんありました
うちの生徒は幼稚園、小学校、中学校、高校とレッスンは毎日のように欠かさず来ていて
コンクールやコンサートもスケジュールが合う限りかなり出演していました
でも、コンクールで一位を取ったのは2回だけですし、上位に入らない事も多々ありました。
コンクールで会う同世代と自分を比べてネガティブな気持ちになる事もあるようでしたが
でもそんな時こそ、良くなかった点を見直し、レッスンの中で自分に向き合う事をやめず、挑戦し続けたことが今の結果につながっていると思いました。他のダンサーさんたちもそのような子が今も踊り続ける場を得ていると思います
私がバレエの勉強をした教室も国内外のコンクールで上位入賞者が毎年多数出ていましたが
その多くのリトルバレリーナたちがコンクール一位を獲ってあっさり辞めていきました
コンクールが目標になるとそんな結果になるのだと思います
情熱を持ち続けて努力し続けられる事は最も大切な才能の一つです。私はバレエ団入団の17〜18歳前後に入団準備が出来ている事が大切だと保護者にお伝えし、バレエ以外のことも我慢せずやり、お勉強も頑張るようにお伝えしました
バレエ団入団は23歳を超えると難しくなります
そしてパリ・オペラ座は定年が40歳
エトワールが43歳
だけど東大は30歳でも40歳でも勉強すれば入れます
高校だけは卒業して大学へ行ける道を残しておくこともお勧めしました
心も体も健康、かつ美しく
賢明で純粋な頭脳と精神と
バレエのリスペクトを忘れずに
今日まで情熱を持ち続けた生徒を誇らしく思います
そして彼女をご支援くださったご家族
スタジオの生徒や保護者の皆様にも感謝を述べたいと思います
彼女の始まったばかりのバレエ人生がこれからも素晴らしいものでありますようにと願っています