最近の推しは?
フリーデマン•フォーゲルのオネーギン
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タチアナ目線でオネーギンを見ていたので少し反省してオネーギン目線で考えてみました
オネーギンがなぜあんなに世の中に嫌気がさして
退屈そうなのか
なぜあんなに冷たくタチアナを振ったのか
原作を読んでいないので分からない事が多かったです
どうやらヨーロッパで自由主義について学んだ知識人の青年が
思想の弾圧をつけて行き場がなく
余計者として刹那的な生き方をしていたらしいので
オネーギンはその様な人物だったようです
そしてタチアナはおしゃれや女子会より読書が好きなクレバーであり
妄想するオタク女子であり
夜中に書いたラブレターが当時としてはかなり過激な内容だったみたいです
以下 タチアナがオネーギンに宛てた手紙
プログラムより抜粋
どうしてあなたはこちらへお見えになったのでございます?
さもなくば人の忘れた淋しい村でわたしは一生あなたを知らず
こんなに辛い苦しみも知らないで済んだでしょうに
うぶな心の動揺も時の経つ間に静まって
(未来のことはわかりませんけれど)
気に入った相手を見つけて
貞淑な妻となり 徳のある
母ともなったことでしょう
他の人! いいえこの世であなたの他に心を捧げる男の人はないのです!
それは摂理で決まったこと
神様の意思ですわ。私はあなたのものなのです。
今までの私の一生 それは二人が間違いなしに
会うための抵当だったのです
あなたこそ神様が私におくってくれた人
一生守ってくれる人なのです
絶対にそうなのです…
あなたは私の夢に出てきていました
お会いする前からあなたが慕わしく
素晴らしいあなたの眸に悩まされ
心の中でお声が絶えず響いていました
それもずいぶん以前から…いいえ
あれは夢ではなかったわ!
あなたが入っておいでになると 私はそれが
すぐにわかって すると身体がすっかり痺れて
ほてってきます 心の中で私は言います
あ あの人だ! って。ね あなたでしょう
この手紙の内容
…結構すごいですね⁉️
これはいきなりもらったら引いちゃいますよね
はしたないと、叱られても仕方がないかもしれません
オネーギンはタチアナの名の日のパーティーでも人目につかない様に彼女に話をしているので
思いやりや礼儀正しさはあるのかな
と思いました