​久しぶりの全幕での発表会


コロナ禍は全体練習が不可だったので、発表会は必然的に小品集的なものになっていました


バリエーションや少人数作品は個人の技術向上に効果ありなので、意味ある事なのですが


バリエーションの技術だけにフォーカスしてしまうので

振り付けの意図やキャラクターの解釈

どの場面でどんな気持ちで踊るか

あまり考えないで練習するケースが増えているように感じました

子供にバレエを習わせていらっしゃっていても、劇場でバレエ鑑賞をしないご家庭もいらっしゃいます


バレエは総合芸術なので劇場で

音楽、できればオーケストラ演奏で、装置やドロップ、照明付きで訓練の行き届いたダンサーの演技を観てもらいたいです💖✨


バレエのテクニックが表現や物語を伝える手段の一部分であり、全てでない事がよく分かると思います



座ったり、立ち上がったり、眠ったり

びっくりしたり、ワクワクしたり

立ち居振る舞いや、感情を表現することって難しいけどとっても楽しい😌




​そして相応しい演技を与えられた時間や空間、振り付けの中や前後で、個性ある伝え方が出来るかが演者の資質や華が試される、なかなか肝の部分だと思います💖



久しぶりの全幕なので

少しお芝居も入れてみました

少年役の生徒たちと主役が絡むところがあるのですが、なかなか難しく

演技が小さくて伝わらなかったり

やり過ぎると

照れもあるみたいで、笑ってしまいます


でもなかなか楽しそうで演技プランをみんなで練っています✨






率先して取り組み、どんどん成長していく姿に私も嬉しくなります✨