バレエは楽しみでもあり、芸術として尊重されるものであり、人生を豊かにしてくれるものであると信じています
だからこそ悩ましい
全てが同時に満たされる事は難しいと感じる今日この頃です
今日
あるプロフェッショナルな方Aさんとお会いして、その方の親族 以下B氏のお話を伺いました
B氏はスケボーが趣味
Aさんも興味を持ってトライしたそうです
そしてなんとなくすぐに乗って滑れたそうで
楽しくなってスピードを出すと思いっきり転んで尻餅をつき
Aさん、お尻を強打😫
そしてポケットに入れていたiPhoneを破壊してしまったそうです
スケボー仲間は
此処でこう滑ったらカッコいいんじゃね❓やってみたらいいじゃん!みたいなノリで怪我してもあまり気にしないらしいと伺いました
…大人の自己責任なら…アリかな?
と思って聞きました
私は咄嗟に スケボーをトゥシューズ iPhoneを健康や成長に置き換えて考えてしまいました
大人は楽しみのためのバレエの意味合いが強いのですが
ジュニアは身体の成長と共に正しい立ち方、使い方がバレエの習熟度、バレエらしい美しさ、感性に直結し、
将来プロの道を目指すための足掛かりにもなれるよう、しっかりとした基礎を身につけ
一段ずつステップアップしなくては
逆効果ばかりでなく怪我の元にもなってしまう恐れがあるのです
トゥシューズを履きこなすためには
正しいルルベ
腿裏を回して起こして
膝裏を伸ばし踵を上に持ち上げる時に
足指をしっかり畳んで指裏で床を押し
土踏まずを持ち上げる
正しいプリエと
丹念なストレッチと
床を押して真っ直ぐに伸びるバランスと
幼い身体に負荷をかけても
痛める事なく
受け止めて強くなっていけるだけの基礎が備わらないことには
危険でトゥシューズを履かせてあげることができません
指導者としての責任があります
おひざ伸ばそうね
足首伸ばそうね
グラグラしないで立てるようになろうね
ルルベもプリエも踵起こそうね
腿裏からしっかり回して起こしていこうね
ジュニアだけでなく
大人バレエももちろんです…💖✨
バレエはね
ストレッチ
バランス
ターンアウト
by シルヴィ・ギエム
もう、ジュニアは知らないよね
元パリ・オペラ座 エトワール
後の英国ロイヤルバレエ団プリンシパル
100年に1人のレジェンドバレリーナです
5:55のポーズの強烈なラインは伝説となりました
生徒さんたち、これからも一緒に頑張りましょう〜💖✨