白鳥の湖の謎
小林美奈さんと堀内将平ペアの日
千秋楽でした💖✨
Kバレエの白鳥は本当に久しぶり
以前は確か
オデットとオディールは別のダンサーだったと記憶しています
そしてロットバルトの衣装がもっと重くて大きかったように思うのでかなり踊りやすい軽いものになっていたと思いました
昔はハリウッドの特撮映画の衣装のようでしたからね
衣装、装置はヨランダ•ソナベンド
煌びやかでシック
細い蔓のようなアーチ状の美術は
その城自体が鳥籠のように見える瞬間があり
もしかするとロットバルトの術中にあるという暗示なのかもと思いました
湖畔のコールドたちはマシューボーンの白鳥のような腰蓑っぽい長いチュチュ
照明は奥行きがあり、幻想的で美しかったです💖✨
王子の堀内さんはノーブルで美しくテクニックも安定してながら若々しさもあり
とても素敵でした
小林さんはグラン•フェッテでトリプルを多数入れ込むテクニシャンぶりがカッコよく
とても美しかったです
ベンノの関野海斗さん、トロワの成田紗弥さんの爽やかなテクニックが印象的でした
ラストはオデット 王子が湖へ投身自殺するのが
少し気になりました
約束を破ってしまった事
魔法が解けない事
命よりも大切なのか
自殺すれば幸せになれるのか
愛を貫くことになるのか
白鳥たちによってロットバルトは倒されて死んだのか
よく分からなくて
いろいろモヤモヤさせられました
もしかするとロットバルトはオデットを愛していて彼女を捕らえ
さらに王家に恨みがあり(例えば鳥狩ばかりしている)
オデットにちょっかいを出した王子を懲らしめるためにオディールと乗り込み
まんまと騙したが
オデットが自殺したため
自分の犯した罪に苛まれ
大切なオデットを亡くした後悔で絶望して絶命するとか
のロットバルト目線の終わり方なのかと
ふと考えたりして
白鳥の湖はもともと謎だらけの話なので
この辺のモヤモヤを晴らすべく新しいバージョンを作ってくださるバレエ団に期待したいと思います