ニーベルングの指環
里中満智子
あらすじ
ワーグナーの長編オペラ
四夜に渡って15時間上演される ニーベルングの指環
ラインの黄金の指輪の力を巡り
神と人間、巨人や妖精が世代を越えて翻弄される
大スペクタクル
グッときたポイント
音楽が魅力的だとは思っていたのですが
ベジャールのバレエを観た時に全然理解出来なくて
マンガというツール読むとこんなに分かりやすいのか❗️と感激しました
絵も美しくて
さすが里中先生💖✨
こんな人におすすめ
ワーグナーファンやオペラ好きはもちろん
芸術全般のファンの方
神話やファンタジーファンにおすすめ
映画 地獄の黙示録には
ワルキューレの騎行が使用されています
またテーマや心情ことに音楽のフレーズが奏でられるという手法の先駆けとなった作品です
これは映画などに受け継がれているそうです

ベジャールバレエの
ニーベルングの指環
ジークフリードは
中国の不思議な役人にも登場しました
竜退治の伝説の勇者
登場人物は欲にまみれ
争いや殺人が繰り返され
裏切りもオンパレードで辛く悲しいんですが
その世界観は壮大で音楽は大変美しいです💖✨
ワーグナー本人も
借金だらけだったり
パトロンの妻を寝取ったり
とんでもない人でしたが、音楽家としては大変魅力的だったようです
作品はその人そのもの
ということでしょうか