昨夜
1969年シュッツットガルトバレエ団
ジョン•クランコ振り付け
スカルラッティ 音楽
シェイクスピア 原作
知人から日本公演のDVDをいただき鑑賞
キャタリーナはマリシア•ハイデ
ペトルーチオはリチャード•クラガン
という
初演キャスト💖✨
世界バレエフェスで一部分見たことがあっても全幕では初めて
やっぱりレジェンドスター2人はすごい!
お芝居もなのだけど振り付けが超絶テクニックの連続
これが50年も前の作品とは驚きです⁉️
シュッツットガルトバレエ団
現芸術監督のタマシュ•ディートリヒがルーセンシオで出演していて
豪快なペトルーチオと
品行方正なルーセンシオの対比は面白い
シェイクスピアはイギリス人なのに
こちらの舞台もイタリア ヴェローナが出てきます
ロミオとジュリエットと一緒で
やはり昔は文化の中心がイタリアだったのだと推測されます
クランコの振り付けは
オネーギンがいちばん好きですが
これもとても面白いです
喜劇なのでオペラに対するオペレッタみたいな存在
キャラがそれぞれ立っていて
漫画みたいですよ
変わり者の姉と
可愛くて愛されキャラの妹
という設定はオネーギンにも似てますね

正直
女性をじゃじゃ馬という動物に例えて
調教する
その方法も怖がらせたり、食事を与えなかったり
閉じ込めたり
虐待みたいに見えて
気持ち悪くなりそうな部分もありましたが
最後のパ•ド•ドゥを含めた
キャタリーナとペトルーチオの愛のデュエットは
ダンサー同士が素晴らしいテクニックと信頼の元に踊っているので
素晴らしい夫婦愛を築いていることが感じられ
2人が良いなら良いかな
となんとなく納得させられる説得力がありました


