昨夜
1969年シュッツットガルトバレエ団
ジョン•クランコ振り付け
スカルラッティ 音楽
シェイクスピア 原作
知人から日本公演のDVDをいただき鑑賞


キャタリーナはマリシア•ハイデ


ペトルーチオはリチャード•クラガン

という

初演キャスト💖✨


世界バレエフェスで一部分見たことがあっても全幕では初めて


やっぱりレジェンドスター2人はすごい!

お芝居もなのだけど振り付けが超絶テクニックの連続

これが50年も前の作品とは驚きです⁉️


シュッツットガルトバレエ団

現芸術監督のタマシュ•ディートリヒがルーセンシオで出演していて


豪快なペトルーチオと

品行方正なルーセンシオの対比は面白い


シェイクスピアはイギリス人なのに

こちらの舞台もイタリア ヴェローナが出てきます

ロミオとジュリエットと一緒で

やはり昔は文化の中心がイタリアだったのだと推測されます



Natalia Osipova, Sergei Polunin -The Taming of the Shrew[2]08-10-2017リンクyoutu.be


クランコの振り付けは

オネーギンがいちばん好きですが

これもとても面白いです

喜劇なのでオペラに対するオペレッタみたいな存在


キャラがそれぞれ立っていて

漫画みたいですよ


変わり者の姉と

可愛くて愛されキャラの妹

という設定はオネーギンにも似てますね



正直


女性をじゃじゃ馬という動物に例えて

調教する

その方法も怖がらせたり、食事を与えなかったり

閉じ込めたり


虐待みたいに見えて

気持ち悪くなりそうな部分もありましたが


最後のパ•ド•ドゥを含めた

キャタリーナとペトルーチオの愛のデュエットは

ダンサー同士が素晴らしいテクニックと信頼の元に踊っているので

素晴らしい夫婦愛を築いていることが感じられ


2人が良いなら良いかな


となんとなく納得させられる説得力がありました