バレエの先生っていろんなタイプがいます
私の先生はいちばんバレエを楽しむガキ大将のような人でした
助教をしながら
先生の突拍子もない思いつきに仰天しながら
実現させていくお手伝いを半信半疑になりながら
振り返ると物凄いことをたくさんされてきました
作品の完成度
豪華なゲスト
タイトなスケジュール

コンクールでは、たくさんの入賞者を輩出し
プロのダンサーを育成し
いろんな素晴らしい人物との出会いや経験を与えてくれました
そんな人ばかりではなく
求道者のような先生もいれば
教授のような教え方の先生もいるし
ファンを抱えるアイドルのような先生も
ビジネスライクな先生も
結婚して
元々の先生から離れて仕事をするようになると
やはり
ガキ大将的な先生に惹かれてお世話になっているような気がします
私自身は、とてもそんなキャラではないので
自分らしく
身の丈で
見れる範囲の生徒を
生徒の心身のキャパに合わせて指導しています
でも譲れないところはつい口出しをしてしまいます
天才じゃないのは、教えに役立っています
育児の経験もバレエのスキルの妨げになるかとも思いましたが、今となってはとても役立っています
発表会を前にして
振り付けがどんどん進んで行きますが
教師、生徒、保護者の皆さんが団結して同じ方向に向かって歩める
この悦びは
苦しみに勝ります
夏休みはお休みも多く
なかなか覚えられない苦労している子と
学校がお休みのお陰でバレエに毎日のようにレッスンに来る子の差が
はっきりしてしまうのですが
発表会はコンクールではないので
出来る範囲のベストを尽くしてもらいたいです
私は
バレエの家のお母さんみたいな先生だと思っています
生徒の心身の成長をバレエで高めてあげる
お手伝いをこれからもしていくつもりです
そして
バレエを職業にしたいと思う生徒は立派なプロのダンサー、あるいは素晴らしい教師になれるように指導していくつもりです