
先生仲間と話していたとき
ある知り合いの生徒さんの話になった
その子はもうすぐ二十歳
コンクールに上位入賞歴もあるけど
もうすぐバレエ団オーディションの時期にかかわらず
留学中で基礎の足りなさのために
下級生のクラスに入れられてしまったとか
舞踊性はあるけれど
小柄でプロポーションには問題があり
何度もお教室を渡り歩いたせいで
いろいろな欠点が直されないまま
器用に踊るために指摘されないまま今日に至ってしまったとか
今
彼女を週に何度か見ている先生は
今さらどう言っても直らない彼女を自分の所属とすることに納得の行かないものを感じているようでした
よくあることですが
お教室を変わるということは
引っ越しなどやむを得ない事情以外は極力避けたいことです
上手になりたい気持ちはわかりますが
小さな頃から育ててくれた先生は
良いところも悪いところも
いちばんわかっていてしっかり指導してきてくれたと思います
上手にならないことを全部先生のせいにして
次々とお教室を変えていくことの代償が
こんなところに出てきたのではないかと嘆いておられました
私も彼女がスタジオに来たことがあるので知っているのですが本当に心配です
もっと謙虚に
バレエと先生への敬う心を忘れずに
打ち込んでもらいたいです❗