今日はオネーギン!!

待ってました♪
世界バレエフェスティバルで鏡のパ・ド・ドゥを観てから
フリーデマン・フォーゲルの成熟ぶりにこてんぱんにやっつけられ

レンスキーのイメージが強かった彼の
全幕オネーギンがどうしても観たくて

この忙しい時期になんとか時間を作って上野まで!

セピアカラーのロシアの田舎貴族の家へやって来る
オネーギンのなんと都会的で厭世的な事
他とは交わらない
漆黒の衣装の着こなしとラインの優雅なこと~(*´ω`*)

誰にも興味がなく
額に手の甲を翳して愁う心の奥には何があるのだろう…

冷静に考えれば本当に嫌な奴なのに

フォーゲルはそんな気持ちにさせてしまう
主役としての存在感の説得力!!


鏡のパ・ド・ドゥでは理想の情熱的な恋人

2幕では、冷酷な仕打ちをする心ない男

3幕では、罪を悔い
愛を乞う純粋な昔好きだった男を

フォーゲルは見事に演じ分け

難しい振り付けを軽々とこなし

オネーギンとしても

ダンサー   フリーデマン・フォーゲルとしても

世界中で最も魅力的な存在だということを再認識させてくれました

最初に彼の名前を認識した
コンテンポラリー作品
太陽に降り注ぐ雪のように
から、彼のクラシックの様々な演じ分けの幅の広さに毎回
嬉しい驚きをもらっています♪

フォーゲル君  ありがとう!