④シ…M

そういえば今回実はまだ観に行けてません


弾さんのInstagramより


イチ ニ サン シ(死)と聖セバスチャン

友人は絶賛していました。そして少年の役は友人のいとこさんの息子さんだって知りました

楽しみなダンサーさんです

ラ•フィユ•マルガルデには関しては

よくわからない部分が多くて


特に音楽なのですが英国ロイヤルで上演されているF•アシュトン版

ニワトリの踊りや

シモーヌお母さんの木靴の踊りなど見所が多く大好き💕なバージョンですが


作曲はエロールとなっていて


こちらのバージョンのグランパドドゥの、コーダの曲


オペレッタの 愛の妙薬で使われているんですよね



愛の妙薬の初演が 1832年

作曲したG•ドニゼッティ1797〜1848


エロール 1791〜1833



解説を検索してみると


ドニゼッティは1ヶ月半で愛の妙薬を仕上げなくてはならずパクリを加えつつ仕上げたようです

今では考えられない大らかな時代でしたね


オペラやオペレッタはバレエに近い部分があり

音楽に乗せて物語が進みます

コールドバレエ→コーラス

ソロ•バリエーション→アリア

私は一時期オペラをバレエ化される先生には師事を仰いでいたので愛の妙薬のバレエに出演した事がありました

先生のひらめきは素晴らしい


音楽も振り付けも素晴らしくて芸術祭賞も受賞しました


良い思い出です




コーラスライン

池袋 東京建物ブリリアホール

アダム•クーパー主演


ミュージカルの舞台のコーラス(バレエでいうところのコールドバレエね)のオーディションが舞台

本来は舞台に出現しない演出家であり、振付家のザックが集まったメンバーに踊りの課題を出し

彼らは踊って

自分の人となりを語り

そして合否が出て舞台への稽古に向かう者

涙を飲んで次を目指す者


ブロードウェイのミュージカルのオーディションはその作品の興行ごとにオーディションがあって短期契約を結ぶのでオーディション会場にはドラマがありますね


音楽は名曲揃いですし役者は歌もダンスも上手でした♪


映画を観てはいましたが、ほぼ半世紀前のこの作品を舞台で観るのは初めてで

なかなか面白いと思いました

休憩なしで駆け抜ける感満載でとても面白かった


役者がそれぞれのドラマを持って舞台を目指す

個性ある演者で


セクシャルマイノリティが2人いて、映画を観た時にはそれがすごく印象に残ったのですが

今見ると人種間のカテゴライズが鮮明で

また親子の関係が悪い者

ルッキズムに傷ついている者

貧富の差にコンプレックスを持つ者

それぞれの心に潜む傷口を曝け出しながらオーディションに臨む姿勢が歌やダンスと共になかなか感動的でした


大変よく出来ていると思いました


何回もトライしては落ちて

傷つきながら踊る

何のためになのかわからないけど

夢を追い求める姿に激しく共感してしまいました


有名なミュージカルは

屋根の上のバイオリン弾き

ユダヤ移民のお話だし

サウンドオブミュージックも

逃亡するユダヤ人のお話

王様と私はアジア人への差別の話だし

ライオンキングはアフリカ人のための

ミュージカルらしいですね

また アダム•クーパーといえばビリー•エリオット(リトル•ダンサー)ですが、お話のベースには英国の炭鉱の労働者運動という芸術というものの存在自体が隅の方に追いやられている時期の話でした


暗く重く、すぐには変わらない社会だからこそ

芸術が心の救いになっているという

共通点をはっきり感じることができました





カーテンコールは撮影OKでした


ありがとう音楽🎵&ダンス







今日はマラソンの日なんですって


走ることは得意?苦手?

私は小さい頃は得意じゃなかったのですが

バレエを習い始めてから走るのが早くなって

ジャンプの役もたくさんいただくようになりました

メドーラとかミルタとか

兄がハードル走の選手だったので走るのとか跳ぶのとかはもしかして得意な方だったのかも

バルセロナバレエのユウちゃんもミルタの役を頂いたりしています

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バリエーションは1分〜3分くらいのソロがほとんどなので短距離走の趣きなのですが


全幕となると長距離走

のように3時間出ずっぱりな事もあり

いかに正しく疲れないように身体をコントロールする事が大切かを思い知ることになります

ブレを立て直す労力体力を取り除くことが体力温存、最後まで美しく踊ることに大切な事なんですよね

なんと言っても見せ場が1番疲れている第3幕にドン・キホーテも白鳥の湖もグラン•フェッテがあるわけですから


⭐️人形の精

山手バレエハウスの3年前も発表会で上演した人形の精


お人形屋さんの夜に

お人形たちが人知れず

踊って楽しむ様子が

可愛らしく描かれる

くるみ割り人形の第二幕

のように各国の踊りがあります


作曲はバイエル

振り付けは今残っているものはワガノワバレエアカデミーのコンスタンティン•セルゲイエフのようです


今回演じられたフェアリードールのバリエーションは

可愛らしいお人形と2人のピエロによる

パドトロワの中で踊られます



⭐️ラ•フィユ•マル•ガルデ

無益な用心

躾の行き届かない娘

リーズの結婚

と呼ばれることもあります

初演は1789年7月フランス🇫🇷革命直前ですね

音楽はヘルテル エロールなど色々なバージョンがあり

英国ロイヤルのアシュトン版が有名ですが

今回はプティパ版のロシア系のバージョンになっています

フランスの片田舎の街の

リーズは美人の年頃の農民の女の子

恋人のコーラスは農民の男の子

リーズの母はシングルマザーで娘を

金持ちの息子アランの嫁にしたいと考えているが

2人の思いは強く、ちょっとしたアクシデントが幸いして2人は結ばれるというお話です

ラフィユのグランパドドゥは

初々しい若いカップルが大好きを全開して

牧歌的な音楽と共にハッピーな楽しい作品になっています