語学を勉強するときに必要なのは、美しい発音のお手本とレコーダーだけだと、英会話の先生に教わった。
彼女はアメリカでジャーナリズムと地理学のダブルメジャーを専攻し、見事4年きっかりで卒業したアグレッシヴな日本人で、伝説とも呼べる逸話もたくさんあって、いつもゲラゲラ笑いながらレッスンした。
とても美しくスマートで、彼女の言葉を借りれば「完璧に近い」アメリカンイングリッシュを話す人。
彼女について語りたいことはたくさんあるのだけれど、今日は語学の習得についてを自分なりにまとめてみようと思う。
鉄則1: 辞書を手元に置かないこと
究極を言えば、文法なんか知らなくても話しさえすれば言葉は通じる。
それがセオリーだった。
文法を気にするあまり、英語を口に出そうとしない日本人があまりに多すぎる、というのが彼女の口癖。
鉄則:2 必ず正しい発音で読むこと。
一番最初のレッスンは、世界地図を広げて国名を読む、というものだった。
例えば、「ハンガリー」や「ポルトガル」を発音すると、「ハングリー」「ポーチュゴー」と読むのが美しいアメリカンイングリッシュなのだけれど、日本語に慣れているととても変な感じがする。
それもそのはず、英語には英語用の口の筋肉というものがちゃんとあるのだと言う。
だから、その筋肉を鍛えなくてはいけない。
お風呂の中で、大きな声で何度も読む、という日々が続いた。
それから、短いセンテンスの早口言葉も習った。
「She sells seashells by the seashore」
「Peter piper picked a peck of pickled peppers」
最初は口が痛くなる!
鉄則:3 リスニングは800時間を超えたところから聞こえ始める。
1にも2にもリスニング。
彼女に電話する時も可能な限り英語でというキマリがあったのだけれど、スラングばかり教えてくれた。
「ィエロゥ!」と元気に電話を取り、「see u later Alligator」と切り際に言う。だなんて。
(実際に使うことはなかったけれど)
それはともかく、朝から晩までとにかくシャワーを浴びるがごとく英語を流しっぱなしにする。
聞こえなくても意味が分からなくても流しておけば必ず耳から吸収していくから、とレッスンのたびに言われた。
家にいる時には、好きな映画を字幕なしで繰り返し観た。
実際に映画を使ってのレッスンも良くしたし、楽しかった。
映画で学ぶと「こんな言い回しがあるんだ」という絶対に参考書には書いていない日常会話が覚えられる。
英語教材用に選ぶのはばかばかしいコメディやホームドラマ、字幕なんか見なくても台詞を覚えてしまったような大好きな作品が良い、とのこと。
鉄則:4
定期的に英語で会話すること。
ポイントはこの4つだけ。
え、これで本当にしゃべれるようになるの??
と言われそうだけれど、結論から言えば「これが全て」。
ただし、TOEFLやTOEICを受ける場合はもちろん辞書は必須だし文法ありきなのだろうけれど、もしも会話をしたいと思ったら、会話用の勉強を別にしないといけないだろうと思う。
(辞書の役割はたくさんあるので、もちろんとても大事なものだし、正しい文法で話せるのならその方が良いに決まっているのだけれど)
会話は、頭ではなく身体で習得するもの。
要は筋肉反射みたいなものなのだ。
まるで楽器を練習するみたいに、ある程度のガイドラインに沿ってひたすら練習するだけ。
最初は何度もつまづいた箇所がある日さらっと弾けてしまった、というような感じ。
良く「文法がめちゃくちゃなのに発音だけ良くてもなんにもならない」という人がいる。
わたしは必ずしもそうは思わない。
だって、向こうの人というのはこちらが何を言おうとしているか、そのきれぎれの単語の中からちゃんと読み取ろうとしてくれているのだ。
誰も最初は、アジア人にペラペラ英語が話せるなんて期待していない。
結局のところ「口に出せる数少ない単語を正しく発音する」ということが、相手に対する、またその国の言語に対する敬愛の表れだという、語学を習得するということの真髄とも呼べることを、わたしは学んだのだと思う。
とっても楽しいし効果的なので、みなさんもやってみて!
彼女はアメリカでジャーナリズムと地理学のダブルメジャーを専攻し、見事4年きっかりで卒業したアグレッシヴな日本人で、伝説とも呼べる逸話もたくさんあって、いつもゲラゲラ笑いながらレッスンした。
とても美しくスマートで、彼女の言葉を借りれば「完璧に近い」アメリカンイングリッシュを話す人。
彼女について語りたいことはたくさんあるのだけれど、今日は語学の習得についてを自分なりにまとめてみようと思う。
鉄則1: 辞書を手元に置かないこと
究極を言えば、文法なんか知らなくても話しさえすれば言葉は通じる。
それがセオリーだった。
文法を気にするあまり、英語を口に出そうとしない日本人があまりに多すぎる、というのが彼女の口癖。
鉄則:2 必ず正しい発音で読むこと。
一番最初のレッスンは、世界地図を広げて国名を読む、というものだった。
例えば、「ハンガリー」や「ポルトガル」を発音すると、「ハングリー」「ポーチュゴー」と読むのが美しいアメリカンイングリッシュなのだけれど、日本語に慣れているととても変な感じがする。
それもそのはず、英語には英語用の口の筋肉というものがちゃんとあるのだと言う。
だから、その筋肉を鍛えなくてはいけない。
お風呂の中で、大きな声で何度も読む、という日々が続いた。
それから、短いセンテンスの早口言葉も習った。
「She sells seashells by the seashore」
「Peter piper picked a peck of pickled peppers」
最初は口が痛くなる!
鉄則:3 リスニングは800時間を超えたところから聞こえ始める。
1にも2にもリスニング。
彼女に電話する時も可能な限り英語でというキマリがあったのだけれど、スラングばかり教えてくれた。
「ィエロゥ!」と元気に電話を取り、「see u later Alligator」と切り際に言う。だなんて。
(実際に使うことはなかったけれど)
それはともかく、朝から晩までとにかくシャワーを浴びるがごとく英語を流しっぱなしにする。
聞こえなくても意味が分からなくても流しておけば必ず耳から吸収していくから、とレッスンのたびに言われた。
家にいる時には、好きな映画を字幕なしで繰り返し観た。
実際に映画を使ってのレッスンも良くしたし、楽しかった。
映画で学ぶと「こんな言い回しがあるんだ」という絶対に参考書には書いていない日常会話が覚えられる。
英語教材用に選ぶのはばかばかしいコメディやホームドラマ、字幕なんか見なくても台詞を覚えてしまったような大好きな作品が良い、とのこと。
鉄則:4
定期的に英語で会話すること。
ポイントはこの4つだけ。
え、これで本当にしゃべれるようになるの??
と言われそうだけれど、結論から言えば「これが全て」。
ただし、TOEFLやTOEICを受ける場合はもちろん辞書は必須だし文法ありきなのだろうけれど、もしも会話をしたいと思ったら、会話用の勉強を別にしないといけないだろうと思う。
(辞書の役割はたくさんあるので、もちろんとても大事なものだし、正しい文法で話せるのならその方が良いに決まっているのだけれど)
会話は、頭ではなく身体で習得するもの。
要は筋肉反射みたいなものなのだ。
まるで楽器を練習するみたいに、ある程度のガイドラインに沿ってひたすら練習するだけ。
最初は何度もつまづいた箇所がある日さらっと弾けてしまった、というような感じ。
良く「文法がめちゃくちゃなのに発音だけ良くてもなんにもならない」という人がいる。
わたしは必ずしもそうは思わない。
だって、向こうの人というのはこちらが何を言おうとしているか、そのきれぎれの単語の中からちゃんと読み取ろうとしてくれているのだ。
誰も最初は、アジア人にペラペラ英語が話せるなんて期待していない。
結局のところ「口に出せる数少ない単語を正しく発音する」ということが、相手に対する、またその国の言語に対する敬愛の表れだという、語学を習得するということの真髄とも呼べることを、わたしは学んだのだと思う。
とっても楽しいし効果的なので、みなさんもやってみて!