ALOHA!

ハワイ大好き

英語イタリア語韓国語、
とにかく語学オタク🎶

夫と社会人、大学生の二人の息子達と
ワンちゃん達と猫ちゃんのママ♡

名古屋あたりに在住
マノメーゼアヤコです。

ちょっと暖かい日が続きましたが
冬らしくなってくるようですね。

冬が近づくと思い出す
実家の「おでん2種類」です。

祖母は三河の山奥の出身で
父も三河の岡崎近くの出身
それなのに…おでんでは🍢
意見が合いませんでした。

大根をいただきましたので
おでんにしようとスーパーに
買い出しに行きました。

以前は松坂屋デパ地下にて
牛スジの串を購入していました。
扱っているお店が撤退して
おでんに牛スジの串がない〜
ちょっと寂しいと思っていました。

日本製じゃない牛スジの串は
あるんですが…やはり国産がいい
そう思ってスーパーをウロウロ
「国産牛スジ肉」のパッケージを
発見したので、自分で下拵えを
することにしました。

良さそうな牛スジなので
期待ができます。


こちらはディープなお肉屋さんの
国産牛スネ肉の塊り肉です。


先にスネ肉を炒めてから
スジ肉も加えていきます。
スネ肉は後ほど…
ビーフシチューになります!
両方まとめて圧力鍋へ。


大根は面取りして圧力鍋で下茹で
茅の舎さんの出汁がスタンバイです。


最近テレビで仕入れた情報
こんにゃくの下拵えは塩をまぶして
しばらく置いてから水に晒します。
確かに臭みが少なくなるようです。



ばあやが言っていた
「関東炊き」の準備できました。
大根は隠れています。
味付けは茅の舎さんの出汁に
煎り酒のみのあっさり味です。


えっと💬
名古屋っ子の私の好きな
「味噌おでん」の準備も整いました。
出汁に赤味噌や日本酒、甘みも
加えて…コッテリですが
けっして塩辛くありませんよ。



土鍋でコトコト…
火をつけたり消したり….
家中におでんの良い匂いが
立ちこめます〜


夫も帰宅して〜じゃじゃん!
しっかりお味のしみた2種類のおでん
完成しました〜


祖母もばあやも普通のおでんを
「関東炊き」と呼んでいました。
その場合も必ず赤味噌ベースの
味噌だれも卓上にありました。


こんにゃくは手綱こんにゃくに
ホロホロに柔らかくなった牛スジ
下に大根がちゃんとあります。


日本酒を用意して、夫に
2種類のおでんを取り分けました。
大根の色、違いますよね?
どちらも美味しいと夫の
日本酒が進みました🍶


私の小さい頃は母方の実家には
常時20人以上住み込みの人が
寝食を共にしていました。

朝昼晩三食を用意するのは
大変だったと思います。
しかも記憶に残る「おくどさん」
幼い私にはイベントでも
毎日の女子衆には重労働だったと
想像できます。

冬の食卓のお助けメニューには
鍋料理や鶏すき焼き、そして
2種類のおでんが登場していました。

父はグラタンとか牡蠣フライとか
洋食を得意とする人でした。
趣味の料理だからこそでしょう。

でも祖母やばあやは毎日毎日
たくさんの人達に同じお食事を
美味しい状態で食べさせること
献立を考える時に、ばあやが
いつも祖母に困った顔で
相談していたのを覚えています。

ちょうど「ライスカレー」が
ポピュラーになって、若い人達から
「カレー作って下さい!」と
リクエストが来た時期があって
翌日の朝、カレーの鍋の前に
人だかりができていました。

私の記憶の中に今も残る
きびきびと慌ただしく土間の
台所を動き回るばあやの後ろ姿
「おすみさん!ありがとう!」
もっとちゃんと直接ありがとうを
言えば良かったと後悔しています。

長くなりました…
懐かしい思い出話をし始めたら
年をとった証拠ですね。
ご容赦下さいませ。

最後までお付き合い
有り難うございました!

MAHALO!