ALOHA!

熊本を中心とした大きな地震が起きてしまいました。被災された方々、家族を亡くされた方々に心よりお見舞いとお悔やみを申し上げますm(_ _)m

3月初旬のブログ投稿から1ヶ月余り…自身の誕生月でありながら、正直なところ心労ピークで過ごしました。31日の誕生日も失望と落胆の年度末だと思っていました。そして良くも悪くも新年度、そろそろブログに戻ろうとした矢先に今回の地震です。テレビや新聞で被害を見るにつけ、私は不満や悩みを持てるだけ幸せなことなのだと気がつきました。生きていることが、こんなに有り難いことだなんて…家族が近くにいてくれることがこんなに有り難いことだなんて…とはいえ、私も3月には辛い別れを経験しています。それでも私は毎日ご飯を作り続け、毎日苦手なお片付けを休まず頑張ってきました。よろしかったら我が家の晩ご飯シリーズをまずご覧下さいね。あらかじめ、お断りしておきますが、数日分、数週間分の中で写真撮影した晩ご飯シリーズです。記録としてボーイズに遺しておきたいので、「食べ過ぎ」「カロリー高すぎ」などのご指摘は…できれば…ご辞退したく…温かいまなざしでサーッとご覧くだされば幸いです。


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ラディッシュやチコリのサラダやオーブンで焼いた野菜やチキンの洋食の献立。
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こちらはチャプチェ。
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大量のエゴマの葉っぱやサンチェと共に焼き肉の日。
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秘密のケンミンショーで見た「イカメンチ」にチャレンジ。
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大根と大葉とツナのサラダ、土鍋炊きたてご飯にチキンカレー。何故か明太子まで。
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スペイン風オムレツとアボカドとサーモンのタルタル。
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カルボナーラとイカ墨のパスタ2種。
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サーモンの華やかカルパッチョとタラモサラダ。
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3月は山菜の旬が続々。タラの芽の天ぷら、次男坊の大好物。
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大葉に…
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舞茸に…
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マッシュルームはフライで。
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サーモンのフライは自家製タルタルソースで。
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スパゲッティナポリタン、日本のお母さんのお味ですよね。
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お魚が見えませんが、カルパッチョ。
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こちらは洋風ちらし寿司。題して「プロバンス風ハーブちらし寿司」次男坊に大ウケ。
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ぜんまい…昔の実家の庭には、フキノトウにぜんまいに…筍だってありました。
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旬の筍ご飯。旬に竹かんむりで筍なんですね。
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筍はチャイニーズにも合います。
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余った天ぷらは翌日天丼に。
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チャイニーズの献立にはラキママさんが陣中見舞いで送って下さった横浜の崎陽軒のシュウマイも参加。エビチリも次男坊の大好物。
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名古屋人ならずとも、好物の方が多いのでは?海老フライ。海老フリャーとは申しません、念のため。
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ディルと玉ねぎがたっぷり入った自家製タルタルソース。
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こちらはチキンのチューリップのから揚げ。
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海老ペンネにサラダにイタリアンな野菜。
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ツナと大根と大葉とラディッシュのサッパリサラダ。
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明太子パスタ。こちらも日本のお味。
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タンシチューがメインの晩ご飯。
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和食も。お刺身や煮物や焼き魚、忘れたくありませんね。
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トマトと野菜の中華卵炒め。
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「おすみさんのポテトサラダ」
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筍のジェノベーゼペースト炒め、これが案外マッチ。手羽元のトマト煮込みと。
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筍ご飯アンコール。
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絹ごし豆腐とシメジとネギの和風とろとろ煮。生姜や日本酒の風味でアクセントを。

本当はまだまだ写真がありますが…
心の整理のために二つ、ご報告したいと思います。どちらも良いニュースではないため、もし不愉快にお気持ちにさせる場合もあるかと思われます。スルーして下さってもと思います。ただ私の、我が家の記録ですので、どうかご了承下さいませm(_ _)m

かねてより闘病中だった実家の父が3月27日に母の待つ天国へと召されました。3月4日まで現役医師として外来に出て、その後は自身で治療を中止して愛する自宅で療養しておりました。もちろん私も主人も長男も顔を見に寄っていましたが、まさかこんなに早くとは思っていませんでした。前日までハッキリしていた父…私、少し後悔しています。3月に入り、父が心配で一人で見舞った時に(今思えば一人で行かなければ良かったのですが)私、父に捕まってしまいました。あの時、父が弱音を吐いてくれたら…本音を娘に話してくれていたら…でも父らしいと言いますか、とにかく説教を2時間。糾弾に近かった…ですね。要するに父が最後までこだわり抜いた事柄、それは教育とそれに伴う学歴に私が応えられなかったという…父娘ですから、言いたいことを言って喧嘩してもというご意見もあるでしょう。でも、それには私、少々疲れ過ぎておりました。言い返せない私に父はさらにイライラして…挙げ句、比較してほしくないのに比較されて、責められて…父の心配の裏返しだったのだということはわかっていますが、こたえました。それで私が一人では行きにくくなり、長男が大学の帰りにしょっちゅう寄って様子を見てくれて…もっと語学のこと、面白い本のこと、たくさん話したかったです。英語にドイツ語は父には生涯敵わないです。読書量もすごかった父、めったに褒めてくれなかったけれど…イタリア語や他の言語にまで興味津々の私を面白がり、絶妙な合いの手を入れてくれたこともよくありました。ボーイズのことで汲々とする私に「頑張ってきたんだから、思い切って語学留学でもしたらいいんだぞ。晩ご飯の心配ばかりしないで、さ。」そうでした…「頑張ってきた」、父はちゃんと認めてくれていたのに…私はボーイズのことで、次男坊の受験のことで追い詰められていて、父の心中のことを察する余裕がなかったのですね。「それでさ、アヤコ。イタリア語はまたいつ始める予定?」とか「アヤコは耳がいいんだから、語学に向いてるし、どんどん外国に行けばいいと思うぞ。」「今は大変でも、いつかきっと良い時が来る、笑い話になるぞ。まぁ、頑張りなさい、お母さんになっちゃったんだから。」そんなことも時折言ってくれたのに…

父の枕元には幼い私を抱っこする若き日の母と、ニッコリ笑顔の3歳の私や、長男の写真が飾ってありました。廊下にはアメリカンフットボールで活躍した次男坊のユニフォームでプレー中の写真や長男の大学合格パーティの写真が飾ってありました。あの日、父の説教を聞き流す余裕が欲しかった…心労ピークなのは本当に良くないですね。そうして片付けをすることで心の重荷も振り払いたい私、順調に片付けをする中、意外な落とし穴が。昔の本、母の愛読書や父から勧められ読んだ本が出てきて…その本の数々を見て、父と感想やら意見やらたくさん会話したことが、父の声がこだまのように蘇り…滂沱の涙とは、あのような状態なんですね。ただただ涙が止まらない、どうしたらいいの…「パパ、ごめんなさい!亡くなる前日、嫌な気持ちがしたのに行かなかった、行けば最後に話ができたのに…」

本は表紙を見ないで、ひたすら本箱にギュウギュウ詰め込むことにしたのでした。もう少し落ちついたら、きちんと分類してもう一度読み返せたらと思っています。さて心労のもう一つの原因の次男坊君ですが…

桜の花は咲きませんでした。希望の見える状況でしたので、本当に父に報告できると信じて3月を片付けをがむしゃらにしながら待ちましたが…あと一歩及ばす。いったん関東の某大学理工学部の学生になって、ヌクヌクの家から出ました。大学生になってみて、周りの景色を見て、今までの自分を振り返り、よーく考えてみたらと見守ることにしました。次男坊の進学であり受験であり、親として全力でサポートしてきたつもりですが、ここまで来て未だ壁の前で一緒に茫然とはしていられません。私はいったんその壁の前から離れることが最善だと感じています。次男坊の選択が今後どうなるかはまだわかりません。次男坊に新年度に言った言葉は賛否両論になりそうです。「ねぇ、お父さんもお母さんも、ずーっと生きてると思っているでしょ?必死に片付けるお母さんやあなたの発案の庭大改造も頑張って、母さんは丈夫だわと言ったよね?あのね、お母さんはあなたのおばあちゃんの亡くなった年齢を超えちゃったの。いつ死んでもおかしくないの。あなたたち兄弟が一人前になる前にもし死んでしまったら、きっと化けて出るからね!」次男坊は「それはガンガン叱られるより怖いわ。よく考えてくる。」と答えました。

桜の下をワンちゃんと散歩して、片付けしながら桜吹雪を眺めて、今年も我が家の新年度がザワザワと始まりました。長男は最終学年となり(ここまで長かった)勉強、試験しかない数ヶ月を過ごすことになります。次男坊が出た代わりに長男が家から通学、当分の間、送迎とご飯作りの日々は続きます。語学も再開したい、でも今は…突然襲ってくる哀しみの波にすくわれないようにするだけで精一杯で…主人が「こんな時だからお盆休みのハワイは絶対に行こう!」と励ましてくれますから、頑張ります。


長文を、また楽しくない部分も最後まで読んで下さった読者の皆様に心から感謝いたしますm(_ _)m皆様のブログへのコメントも少しずつ再開させていただきますので、今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m

MAHALO!