ALOHA!

「癒し」という言葉が盛んに使われだしたのは、いつ頃からだったでしょうか。私の小さかった頃には、あまり聞いたことがありません。むしろ「猛烈」とか、「頑張らなくっちゃ」とか、「企業戦士」とか、どちらかというと「癒し」とは反対の言葉が主流だったように思います。

「癒し」の、という言葉が使われだした少し後だったと思いますが、ある女性作家さん(お名前は忘れましたが有名な)が…「癒しという言葉のイメージが、私は疲れていてかわいそうという感じがあって、あんまり好きじゃない」…というようなエッセイを書いていらっしゃったように記憶しています。

でも結局「癒し」という言葉は定着して、ちょっとしたキーワードにもなっているように思います。それに現代社会では実際にとても疲れてしまうんですから、癒しは必要なんですよね。

今回はハワイのパワースポットのガイドブックをご紹介したいと思います。

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癒しのパワースポット3
ハワイ・ハワイ島編
レイア高橋
千田育
アールズ出版

こちらの本はハワイ島のパワースポットを集めて、美しい写真も多数掲載されています。パワースポットが美しい写真と共に載っていますからイメージしやすいですし、またハワイの歴史もかなり詳しく書かれた、丁寧な作りの一冊です。2010年末に発行されています。

この本がもう少し早く出ていれば、昨年夏のハワイ島で行ってみたい場所が増えていましたし、せっかくのパワースポットなのに気がつかずに通り過ぎていたりしていました。

でも今でもハワイ島の写真を見ると、その時の光景が鮮やかに蘇ります。この本を読んで、「癒し」について改めて考えました。

多分、人それぞれ「癒し」の場所や行動などや、環境は違うんですよね。ハワイにも、ニイハウ島からカウアイ島、オアフ島、ラナイ島、マウイ島、モロカイ島、ハワイ島などなど、たくさんの島があって、それぞれの魅力があるとお聞きしています。

私はまだオアフ島とハワイ島しか行ったことがありませんので、いつかハワイの全部の島を訪れてみたいと思います。なかなか実現は難しいかもしれませんが、やっぱり色々なハワイの島々の魅力に触れてみたいのです。

それぞれの島には様々なパワースポットがたくさんあるはずです。せっかくハワイに行けたら、どこか一カ所くらいパワースポットという場所を意識して訪れてみたいと思います。

ハワイ島には活動中の火山もありますし、雪がある山もあり、星空が素晴らしい場所、また川や渓谷、滝、そしてビーチに海…盛りだくさんの文字通り四季を体感できて、野生の生き物にも出会える、「ビッグアイランド」の名にふさわしい島です。実際、ハワイの島々の中では一番新しい島ですから、自然もダイナミックなんでしょうね。

ブログを始めたばかりの頃にもハワイ島旅行記を書かせていただきましたが、もう一度写真を選びました。重複する写真もあるかもしれませんが、ご容赦下さいね。

ワイコロアリゾート内のHGVCに滞在していた我が家は毎日のように通ったビーチがあります。通称Aベイと呼ばれるAnaehoomalu Bay、アナエホオマルベイです。

ワイコロアリゾートの一番賑やかな場所のクイーンズマーケットプレイスのすぐ裏手にあって、駐車場も広くて何より便利でしたので、ほかのビーチには行かずにそこで過ごしていました。

ビーチに入って行くとすぐに養魚池の看板が目に入ります。
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この養魚池では古代から王族のためにボラやうなぎやたくさんの魚が養殖されていたようです。
コナの方の気候は晴天率が高くて、爽やかです。毎日養魚池を眺めながら、向かいのビーチで家族でゆったりとしました。
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養魚池は保護されていて、中に飛び込んだりはできません。よく見ると小さな魚がたくさんいました。観光客で賑わうビーチですが、池の周りはとても静かな雰囲気に包まれていました。
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ワイコロアリゾート内のキングスショップ近くには古代ハワイアンの象形文字とも言われているペトログリフもあるようですが、そちらにも見に行けずじまいでした。
なんでも、まだ完全には解明されていないとか…基本的に今、知っているハワイアンカルチャーは伝承文化で文字の代わりにフラがあると認識していましたが、古代ハワイアンには文字があったのかもしれませんね。

昨年夏のハワイ島での私にとっての最大の癒しは、ホヌと呼ばれる海亀さん達との出会いでした☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
毎日会っても飽きません。あんまり近づいたり、触ったりは禁止されて、手厚く保護されています。ホヌを守り神とされているハワイアンも多いのがよくわかりました。
海に入ると、特に朝は海亀さん達と一緒に泳ぐことができます。朝は海亀さん達が岩についた藻を食べにきます。あんまり近づき過ぎないように注意して、でも海亀さんからこちらに近づいてくることもあって、本当にゆったりと癒されました。
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Anaehoomalu Bayでは毎日何頭ものホヌがこうして静かに甲羅干ししています。

私は生き物が大好きなので、いつかは海で野生のイルカさん達とも一緒に泳いでみたいですo(^▽^)o長男の希望で行ったトローリングの出発直後に船に近寄ってきてくれたスピナードルフィンも忘れることができません。
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そして沖合から眺めたハワイ島も、本当に心和む風景でした。
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マウイ島ものぞむことができましたが、私にとっては海そのものが癒しの場所であることは間違いないと思いました。

ハワイ島ではワイメアの町をへて、ヒロの街までドライブしました。ワイメアも高原のような場所です。時間もゆったりと流れる感じ。ヒロへの道では海が見えてきたあたりで、山側に目を移すと深くうがったような川や谷とチラッと滝を見ることができます。
ヒロにもカメハメハ大王が動かしたという大きな岩や、ちいさな島などもパワースポットとのことです。次回は、ぜひどこかのパワースポットには訪れてみたいと思っています。

私は残念ながら、パワースポットに行っても何かを感ずる力は持っていないようです。沖縄のパワースポット、斎場御嶽(せーふぁうたき)に訪れた際にも、霊的なものは感じることはできませんでした。それでも、何か静かな雰囲気、古代に思いを馳せることはできます。

ハワイ島ならキラウエアやマウナケアそのものがパワースポットのような場所もありますし、ヘイアウと呼ばれる神殿のような場所も復元されています。

「王家の谷」と呼ばれるようなワイピオ渓谷にも一度は訪れてみたいです。

パワースポットはハワイ島に限らず、世界中どこにでもある場所ですが、古代から何かしら歴史やいわれのある場所で、地元の方々が大切に守ってこられた神聖な場所だと思います。パワースポットからエネルギーをもらったり、心を浄化したいと願うなら、できればそのパワースポットの歴史的背景も知っていた方が良いと思います。

この本の共著された千田育さんは、AmebaBlogでブログを書いていらっしゃいます。ブログタイトルは
「超開運!ハワイのパワースポット~The Hawaiian Sacred Nature~」
です。パワースポットを巡るツアーも主催されていらっしゃるようです。
ちなみに6月1日の記事タイトルは…大自然とつながる方法…と題して書いていらっしゃいます。

次回ハワイ島を訪れる時には、もう一度こちらの本を読んで、一カ所でいいからパワースポットに行ってみたいと思います。

今回はここまでです。最後まで読んで下さって有り難うございましたm(_ _)m読者の皆様に感謝しますm(_ _)m


MAHALO!






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