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ALOHA! Bonjour!


パリ今昔物語~美味しい物シリーズの続きです(^_^)vパリと言えば道にもテーブルが置かれたカフェを想像される方々も多いと思います。実際パリにはカフェがたくさんあって、文字通りパリっ子の生活になくてはならない存在のようでした。


☆1ブロックに1カフェ、1パン屋さん~♪

パリ滞在中に何度もお世話になった場所がカフェです。朝ごはんをヒルトン内でゆっくり食べるのも楽しかったんですが、街に出たら~すぐにカフェがあります。当たり外れはあまりないとのことでした。ヒルトンの前に普通のカフェがあって美味しいコーヒーやパンも手軽に食べることができました。写真はそのカフェですが、なんとなくカウンターもオシャレに見えてしまうところがパリマジックかもしれませんねぇ…(^-^;)

パリ市内を車で移動中、とにかくカフェが多いのに改めて気付きました。それとパン屋さんがとにかく多かったです。なんでも毎朝パンを買いに出るとか…♪
市内で美術館の帰りに~メゾンカイザーのパン屋さん~に寄ってお昼ご飯にしようということになりました。ガイドのSさんがテーブルがあるお店にと案内して下さったんですが、残念ながら座れません。でもお腹がすいていたので、とりあえず美味しそうなパン…♪を買って隣のカフェに行ってみました。ガイドのSさんがカフェのオーナーのお兄さんに「ここでパンを食べてもいいですか?飲み物は注文しますから」と交渉して下さったら、快くお店に招き入れてくれました♪たった一人で切り盛りする小さなカフェです。コーヒーやビールなどを注文、一息つきました。ドアが開いて、おじいさんがゆっくり入って来られました。若いオーナーのお兄さん、さりげなく椅子に案内します。そして黙って多分いつも通りに一杯のコーヒーが静かに置かれました。本当に自然で当たり前の感じです♪ガイドのSさんによるとオーナーのお兄さんはパリジャンではないとのことでした。でも何人なんて関係ないんだわと確信した瞬間でもありました。


☆パリはやっぱりフランス

我が家のお兄ちゃんはなぜか「パニーニがたべたい」と言い出し、全員から「それはイタリア!」と突っ込まれました。が、「できません」は絶対に言わないガイドのSさん、得意のスーパーコンピューターでどうにか近い場所に連れて行ってくれました♪
ガイドのSさんの記憶とは違ってオーナーさんが交替していました…ベトナム系でしょうか。無愛想ですが夫婦二人のお城…カスクート屋さんです(^_^)vご主人のフランス語はかなりナチュラルでした…カスクートはフランスパンに色々な具材をはさんだサンドイッチのような感じです♪かなりのボリュームですが、次々とお店に入ってカスクートをパクパク食べているパリジャン、パリジェンヌ、皆様あっという間に完食です…(^_^;)我が家もそれぞれオーダーしていただきましたが、なにしろ小さいとはいえフランスパン一本。ユーロは高いので、比較できませんが、飲み物込みで日本円で800円くらいでした。ガイドのSさんによるとファストフード以外なら普通のお値段だそうです。ベトナムはフランスの植民地だったこともあって、ベトナム系の方々もしっかりパリに根付いているようでした。


☆パリ「突撃晩ごはん」ラインナップ

ガイドのSさん「さあパリで何が召し上がりたいですか?ご案内しますよっ」我が家一同「パリっ子の普通のお店に行きたいです♪」

ヒルトンのレストランは暗くてよくわからなかったんですが、普通にきちんと美味しかったです。が最初から、生牡蠣、カルパッチョ(イタリアンですが)、フォアグラ、リゾット(イタリアン再び)、サーモンなどなどに加えて、ヴーヴクリコやサンセール(ワイン)などを完食。最初から飛ばした我が家にガイドのSさん、少したじろいだ様子でした。

二軒目、う~ん…場所が…f^_^;ガイドのSさん一押しのけっこう大きなお店です。ほとんど地元のパリっ子ばかりで満席で、オーナーさん、大変感じ良い方でした。ガイドのSさんとも親しく話していらしたので、注文もオススメに従い~エスカルゴ、エビ入りラビオリ、ビーフカツレツ、ステーキ、タリアテッレ添え豚肉煮込みに、デザートも。どれも大変美味しかったですし、オーナーさんの気配りもバッチリ♪周りのお客様達も全く気にしていらっしゃる様子なし、溶け込んでる?って嬉しかったです(^_^)v


三軒目~ルードラゴンを通り、着いたのはサンジェルマンのかなりパリな雰囲気のお店です。ギャルソン(というよりマネージャー?)のお兄さんはベトナム系、でもフランス語に全く不自然な感じがありません。しかも間に合うんですねぇ(^O^)ここでもフォアグラ(めちゃくちゃ美味しい)、エスカルゴ、カナールと呼ばれる鶏肉もも肉、ラムチョップ、ステーキなどに加えてデザート…♪イルドフランタン(浮き島)~メレンゲのお菓子、クレームブリュレ、チョコケーキ完食。ベトナム系のお兄さん、メニューにない「カプチーノ」(だからここはフランスなのに)を自ら作ってくれました♪大繁盛のお店です。パリ在住の日本人の方々もグループでいらしてました。フランス語のガヤガヤした感じ、当たり前ですが「パリにいる!」と雰囲気も楽しみました♪

ガイドのSさん「そろそろ和食はいかがですか」我が家は「いえ、フレンチがいいですっ」聞けばパリでは和食がブームということで次々と日本食を謳ったお店ができて、中には相当怪しいお店(要するに、なんちゃってにもならない和食じゃないお店)を主にアジアンの方々がやっていらっしゃるそうです。ところがパリの方々は何が正しい和食、日本食とは?をご存じないので、かなり誤解を招いているとのことでした。実際ガイドのSさん、フランス人のご主人のお友達が「日本食を食べさせてほしい」というので、張り切って手作りの和食を出したところ…f^_^;「これは日本食じゃないっ」って言われたそうです。えっ、そんなぁ(°□°;)。「私は日本人なのよ、これ日本食に決まってるでしょっ」でも納得しなかったと~ガイドのSさん、ご立腹でした…(-"-;)

さて初めて日本人夫婦のフレンチのお店に行ってみました。パリで初めての日本語の世界、でもお料理はフレンチ~Namikiというお店です~オススメのラビオリやタンシチュー美味しかったです。お値段は少し高めだったらしいです。

最後まで地元のお店にこだわりましたが、ガイドのSさん、同じお店はプライドが許さないらしく、次も日本人経営のフレンチ。ちょっと飲み屋さんぽくて~フォアグラ、アーティチョークとエビ、牛タンシチュー、鴨ロースト、デザートはありませんでした…(^。^;)ワインもお味は良いですが、やっぱり二軒目や三軒目のお店の勝ちでした…

やっぱりあのフランス語の世界、お店のガヤガヤ感、インテリア、ギャルソンやオーナーさんとのやりとり…♪全てをまとめてのレストランなんですね。もちろんガイドのSさんがいらっしゃらなかったら実現不可能でしたが。
星☆付きの高級店のフレンチはガイドのSさん曰く「マラソンのようなお食事で三時間はかかります」なるほど…f^_^;パリに行く前に知人がパリで星付きレストランでワイン一本、普通にお食事して10万円(2人)は毎回お支払いしたとのお話伺って、腰抜かしてましたので…(>_<)我が家はガイドさんを取って、地元作戦にした訳で結局正解でした。

さてと今回はここまでです。どこか印象に残ったお店だけと思いましたが、色々行ってみて見えたこともあって割愛できませんでした。次回は街中歩きやショッピングです(^_^)v今日も最後まで読んで下さって有り難うございましたm(_ _)m読者の皆様に感謝しますm(_ _)m


MAHALO! Merci!