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コロナ禍以降、世界的にギターの売れ行きが好調とのこと。日本では"ギター女子"が急増だとか。
アプリやYouTubeの活用で上達も早いですね。理論やテクニックを学ぶには。
ただねー、僕の拙い経験上、一流に触れないと長続きしないんですよねー。
ギターを通して、自らの中に音楽が生まれ、その音楽を、またギターがアウトプットする。ギターは誰にでも、そんな素敵な経験をさせてくれます。
その手本となるのが一流の中の超一流ギタリストなのです。
さて、今年も開催された「G-1 Grand Prix」「G-1」といえば、もちろん"No.1ギタリスト"を決める国際大会であります。
古今東西のギタリストの技術、実績(セールス)、革新性、普遍性、影響力を、私moogが独断と偏見で選考w
2023年度のランキング①〜⑩が決定となりました。
それでは激戦を勝ち抜いて王座に着いたギタリストは
①🇺🇸Jimi Hendrix
【1942-1970】
「The Star Spangled Banner」
(1969)LIVE
「All Along the Watchtower」
(1968)
やはり、強いサイケデリック・ロックの雄ジミヘンが不動のNo.1ギタリストの座を守りましたーフェンダー社のストラト・キャスターをロックギターの定番にした功績が光りますこれは満場一致で文句なしでしょう27歳で夭折。米『ローリング・ストーン』誌が発表した「偉大なギタリスト」第1位。1992年『ロックの殿堂』入り。
技術☆☆☆☆☆
実績☆☆☆☆☆
革新性☆☆☆☆☆
普遍性☆☆☆☆☆
影響力☆☆☆☆☆
②🇬🇧Eric Clapton
【1945-】
「Layla」
(1991)LIVE
Nathan East(b)
Steve Ferrone(dr)
Greg Phillinganes(k)
Tessa Niles(b.vo)
「Change the World」
(1999)LIVE
Nathan East(b)
Steve Gadd(dr)
こちらも盤石ホワイト・ブルーズが渋いクラプトンCreamでの活躍から、ビートルズをはじめとした友好の広さ、近年の歌ものでのアコースティック・ギター&ヴォーカルまで万人受けする人気が高評価。ただエレクトリック・ギターの技術はやや下降線2000年『ロックの殿堂』入り。
技術☆☆☆☆★
実績☆☆☆☆☆
革新性☆☆☆☆★
普遍性☆☆☆☆☆
影響力☆☆☆☆☆
③🇬🇧Jeff Beck
【1944-2023】
「She's a Woman」
(1974)TV LIVE
「People Get Ready」
(1985)PV
きたーベックis Back今年惜しまれつつこの世を去った孤高のギタリスト。ブルーズ・ロックを発展させ、ソウル、フュージョン…と進化し続けたテクニシャン。弱点はヴォーカルと作曲でしたが、それ故にロッド・スチュワートやスティーヴィー・ワンダーなどの出会いがあったのかも。2009年『ロックの殿堂』入り。
技術☆☆☆☆☆
実績☆☆☆☆★
革新性☆☆☆☆☆
普遍性☆☆☆☆★
影響力☆☆☆☆★
④🇬🇧Jimmy Page
(Led Zeppelin)
【1944-】
「Stairway to Heaven」
(1975)LIVE
05:52〜
「How Many More Times」
(1969)LIVE
ここで3大ギタリスト揃い踏み最強ハードロック・バンドZeppペイジはバンドをまとめるリーダー、作曲&プロデュース能力はNo.1でしょう。幅広い音楽性でセールスは桁違いに膨大1995年『ロックの殿堂』入り。
技術☆☆☆★★
実績☆☆☆☆☆
革新性☆☆☆☆★
普遍性☆☆☆☆★
影響力☆☆☆☆☆
⑤🇬🇧Mick Ronson
(David Bowie)
【1946-1993】
「The Width of a Circle」
(1973)LIVE
01:50〜
「Starman」
(1972)TV LIVE
いきなり来ましたグラムロックボウイの相棒ミック・ロンソン。テクニック云々ではなく、V系の元祖、美しくかっこいいギタリスト像は、ブルーズ・ギタリストの枠から一歩新たな領域を切り開いてくれました。1993年46歳で逝去。
技術☆☆☆★★
実績☆☆☆☆★
革新性☆☆☆☆☆
普遍性☆☆☆☆★
影響力☆☆☆☆★
⑥🇺🇸Randy Rhoads
(Ozzy Osbourne)
【1956-1982】
02:18〜1stソロ、04:21〜2ndソロ
「Crazy Train」
(1981)LIVE音源PV
意外なランクインヘヴィーメタルの権化オジー・オズボーンのギタリスト、ランディ。Black Sabbath解散後、失意の悪魔の前に突如現れた天使筋金入りのクラシック・ギター技術を惜しみなく披露してくれました。25歳という早過ぎる死が惜しまれる。↑生前遺された唯一の映像は伝説。2021年『ロックの殿堂』入り
技術☆☆☆☆☆
実績☆☆☆★★
革新性☆☆☆☆★
普遍性☆☆☆★★
影響力☆☆☆☆★
⑦🇬🇧Andy Summers
(The Police)
【1942-】
「Every Breath You Take」
(1983)PV
「Massage in a Bottle」
(1979)PV
激しぶアンディ・サマーズがランクインホワイト・レゲエを確立した確かな技術とコーラス・エフェクトの音像がスティング(vo)を、より魅力的に彩りました。特に83年はアルバムが17週、シングルが8週もチャート1位に輝く快挙。ポリスは2003年に『ロックの殿堂』入り
技術☆☆☆☆★
実績☆☆☆☆☆
革新性☆☆☆★★
普遍性☆☆☆☆★
影響力☆☆☆★★
⑧🇮🇪The Edge
(U2)
【1961-】
「With or Without You」
(1987)PV
「The Fly」
(1991)PV
ビートルズを超えたロックバンドU2ボノ(vo)のカリスマ性もさることながら、エッジのディレイや空間を生かしたエフェクト・マジックはギターの歪みサウンド以外の世界観を生み出しました。米グラミー賞では最多となる22回受賞。2005年『ロックの殿堂』入り
技術☆☆☆☆★
実績☆☆☆☆☆
革新性☆☆☆☆★
普遍性☆☆☆★★
影響力☆☆☆★★
⑨🇺🇸Warren Cuccurullo
(Duran Duran)
【1956-】
Steve Ferrone(dr)
「Hey Zawinul」
(1996)Warren Cuccurullo
18:20〜
Pino Palladino(b)
Vinnie Colaiuta(dr)
Talvin Signh(tab)
ザッパ門下を代表してウォーレン・ククルロがランクインプロ・ギタリストに人気の高いMIssing PersonsやTM Networkと小室哲哉のサポートワークも絶品。2022年、Duran Duranの元メンバーとして『ロックの殿堂』入り
技術☆☆☆☆☆
実績☆☆☆☆★
革新性☆☆☆★★
普遍性☆☆☆☆★
影響力☆☆☆★★
⑩🇺🇸Nile Rodgers
(Chic)
【1952-】
「Get Lucky」
(2013)Duft Punk PV
「Le Freak」
(1978)Chic PV
最後に滑り込んだのはカッティング・ギター界(?)を代表してナイル・ロジャースChicによる長年に渡る活躍とプロデューサーとしての功績は、あまりに偉大。2017年『ロックの殿堂』入り
技術☆☆☆☆★
実績☆☆☆☆☆
革新性☆☆☆★★
普遍性☆☆☆☆★
影響力☆☆☆★★
以上、「G-1 Grand Prix」でしたー。とんだ「爺-1」になってしまいましたが
この他、「物申す」という推薦ギタリストがいましたら「いつでも、誰でも挑戦を受ける、かかって来いやー」ですのでお知らせくださーいw
あなたのお勧めギタリストが「G-1 Grand Prix」にランキングするチャンスですよーww
ご閲覧ありがとうございましたー