ニコご訪問ありがとうございます!


GWキラキラ明け、皆様いかがお過ごしでしょうか。


僕は社会生活は人並みな多忙さだと思いますが、「好き」なことをやる時間はこじ開けます。


すると、やらなければいけないことが、わりとスムースに進むんですよねー。


だから暇だと思われているらしく、新しい依頼が来やすく、世界が広がってきたのかと。


ありがたいことですほっこり



日頃から、自分の心の声に耳を傾ける"聴力"が失われないように、自分の心の声を聴くようにしています。


何が「好き」なのか、ですねグッ


音楽的な才能が皆無で何事も続かない僕なんですが、ギター歴は15歳から。今も情熱の火炎が消えません。


プロには擦りもしませんが、おかげさまで、ギターを通してたくさんの人と出会いを重ねられました。特に若い子、初心者に教えるのはライフワークですキラキラ


で、数あるギターギター奏法の中で、僕が一番惹かれるのはカッティング気づきです。




アコースティック・ギターの右手ミュートなどもカッティングですが、ここではエレクトリック・ギターのクリーンサウンドによる16ビート・カッティング。


なんといっても代表格はアメリカCHICのナイル・ロジャース!おーっ!


g:Nile Rodgers


自身でプレイするのは歪んだロックサウンドも大好きなのですが、スタジオセッションやライヴハウスでの演奏後に声をかけて頂けるのはカッティングなんですね。


あ、ギタープレイが上手いわけではないです。「音(は)いいね」ですねー



確かに、my機材はカッティング重視に組んであります。


よく「どうやってサウンド作っているんですか?」と聞かれますが、シングル・ピックアップ(センター)とコンプ&空間系…という、ま、基本ですね。


コンプは、かのギター鳥山雄司氏いわく「手コンプ」でなんとかする、という話もありますが…


手ともあれ、何より耳だと思うんです。


極上カッティング・サウンドは世に溢れていますから、それを耳に焼き付けて、その記憶とイメージに、どれだけ近づけるかの試行錯誤ではないでしょうか。


g:小山田圭吾


これは実は、若い子が苦手な思考で要は学ぶ前に自己流に走りやすいんですよねーえー?


頭が良すぎるのか、自由のはきちがえというか、行き当たりばったりというか…無知なのに慢心みたいな魂


ちょっと難しいですが、あるべき思考法は、哲学的には「帰納法」より「演繹法」を。仏教的には「従因至果」ではなく「従果向因」を、です。



つまり、場当たり的な自己判断ではどこに辿り着くか分からないですが、到達点、頂点を謙虚に学び、知ることにより、基本や個性、奇抜さを生かしていく。


富士山山頂を知ることで、行程の逆算ができるわけです。そこでこそ、新たな山も見えてくる


ずばり、ミュージシャンは古く素晴らしい音楽(特に洋楽)を聴いていくこと以外、楽器の上達はありません。


"OLDIES BUT GOODIES"ですね!グッ



今日は、機材オタクの本末転倒&機材を売りたいメーカーや販売店の過剰な宣伝に対する反論も込めて発信させて頂きました。「いいサウンドは買えるもんじゃねぇ!グー」と。好きなこと書かせて頂きました。


「学ぶ」の語源は「真似る」だとか。


ニコ以下、テキストとして有効な、山下達郎さん川´3`)/のお気に入りギタリストのプレイが聴ける名盤5選+1です


一流が知る一流とは?下矢印



g:佐橋佳幸、山下達郎




①💿『Lady Soul』(1968)

アメリカAretha Franklin【1942 - 2018】


ギターJimmy Johnson【1943 - 2019】


ギターJoe South【1940 - 2012】


ギターBobby Womack【1944 - 2014】

ギターEric Clapton【1945 - 】

川´3`)/「僕のNo.1女性ヴォーカリストはアレサ。ずっと変わらないんです。マッスル・ショールズ(スタジオ)のギタリストは、かなりコピーしました」




②💿『The Immortal』(1968)

アメリカOtis Redding【1941 - 1967】


ギターSteve Cropper【1941 - 】

川´3`)/「彼はギタリストだけど、プロデューサー、作曲家でもある。地味だけどアメリカで凄い人気がある。技術的なことじゃない。R&Bをやってて彼をコピーしない人はいないでしょ」




③💿『Elvis In Memphis』(1969)

アメリカElvis Presley【1935 - 1977】


ギターReggie Young【1936 - 2019】

川´3`)/「一番共感できるギタリスト。魅力は歌への飛び込み方かな。もの凄く繊細なところがあって、甘い感じに惹かれるんです」




④💿『Peaceful World』(1971)

アメリカThe Rascals【1965 - 1972】


ギターBuzz Feiten【1948 - 】

川´3`)/「とにかく凄いギター。そのインパクトは、あまりにも大きかった。全く手の届かない世界ですね」




⑤💿『Doing It To Death』(1973)

アメリカThe J.B.’s【1970 - 1976】


ギターJimmy  Nolen【1934 - 1983】

川´3`)/「僕にとってジェームス・ブラウンが最高のヴォーカリスト。昔は一日中聴いてました。とにかく16ビートのカッティング!」



⑥💿『Spacy』(1977)

日本山下達郎【1953 - 】


ギター大村憲司【1949 - 1998】


Yellow Magic Orchestra【1978 - 1983】
1980年の「Y.M.O.第2回ワールド・ツアー」をサポートした大村憲司(後方)。

川´3`)/「彼は超一流ギタリスト。指示なんてしません。聞いてくれません。録音はワン・テイク。文句なし!」



ウインク以上 

達郎さんが影響を受けた、プレイヤー目線による推薦ディスクでした。リスナーとしては、また違ったギタリストになるそうです。



「僕は海外進出にまったく興味がないんです。そんな時間があったら、日本のまだ行ったことのない場所でライヴをやりたい。日本のどこかで真面目に働いている人たちのために音楽を作りたい」

「"何のために自分は音楽をやっているのか?"と問い続けないと、自分の10代は清算されない」

「適当に有名になって満足してたら、あの時の喜怒哀楽はどこに行ってしまうのか?精神的な存在証明がなくなる」

「あくまでも"普通に、真面目に働いている人間が一番偉いんだ"ということです」