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三菱のラリー活動再始動
まずは11月、🇹🇭タイ王国で行われたアジア・クロスカントリー・ラリー(AXCR)2022に三菱トライトンで初参戦。
ハイパワーの優勝候補筆頭のいすゞ勢が遅れる中、トヨタと三菱の一騎打ち一進一退のせめぎ合いが続き、接戦を制したのは三菱。
まだ本格的なラリー活動復帰ではないようですが、ともかく優勝致しましたー
Mitsubishi Triton
チャヤポン・ヨーター
「6日間にわたりとても厳しい戦いになりましたが、チャンピオンになることができて本当にうれしいです。エンジン排気量が大きなライバルもいる中で勝ち抜くために、ミスを徹底的に減らし、慎重にひとつひとつのコーナー、そしてステージをクリアすることに集中してきました。今回のラリーで好成績を出せたのは、トライトンの素晴らしいハンドリング性能があったからだと思っています」
増岡浩 総監督
「今回はラリーアートの名の下でモータースポーツシーンに復帰する初めてのイベントで、私たち三菱自動車にとっても非常に大事なラリーでした。上位で完走できれば上出来と思っていましたが、総合優勝することができて大変嬉しく思います。エンジニアとメカニックがトライトンを毎日完璧な状態でコースに送り出し、ドライバーとコ・ドライバーがコース上でトライトンのパフォーマンスを最大限に引き出してくれました。今回の勝利はチームワークと三菱自動車が長年培ってきたノウハウによる賜物です。チーム三菱ラリーアートは来年の参戦も視野に入れ、しっかりとチーム体制、そしてラリーカーを準備していきたいと思います」
AXCR2022 最終結果
1 C.ヨーター(三菱) 8:22:42
2 J.ジェンカモルクルチャイ(トヨタ)+5:47
3 塙郁夫(トヨタ) +5:52
4 青木拓磨(トヨタ) +15:44
5 R.サンガー(三菱) +17:14
6 T.ネワンナ(いすゞ) +28:42
過去、世界を舞台に数々のラリーで栄光に輝いた
三菱自動車
Mitsubishi Lancer Evolution
Mitsubishi Pajero
近年はラリー活動休止中でしたそこへ、リコール隠し
など、会社の不祥事以降はイメージダウン⤵️
三菱の看板車だったランサー、パジェロも次々に生産停止に…
しかし、先日は、日本人唯一のWRC&パリダカ優勝者である篠塚建次郎さん(73)が日本自動車殿堂入りしたばかり。
「WRCやパリダカを走ったり、ダカールに学校を作ったりといったことが評価されたことはありがたく思います。何よりもラリーという競技にスポットが当てられたことがうれしいですね」
※ 篠塚建次郎「アフリカ・エコレース」
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1992年は、三菱が宿敵シトロエンを圧倒して1位〜3位を独占。篠塚はチームプレーに徹して3位。
1997年は、篠塚が参戦10年目にして日本人初の総合優勝。91,92年のWRC「アイボリーコースト」での2連覇に続く快挙を達成。
篠塚さんはプロ・ドライバーがしのぎを削る激戦ラリーの中に、三菱の社員ドライバーとして参戦。
しかも、プジョーやシトロエンは🇫🇷フランスが国を挙げてサポートするのに対して、三菱は会社の海外営業部門。なんとサラリーマンの出張扱い
そんな逆境に文句も言わずにカラッと笑顔で努力を重ね(しかも難病も抱えて)、優勝を勝ち取った篠塚さん僕らのヒーローでした。
現在のラリーカーは最高速度160km/hくらいですが、当時は230km/hのモンスターマシン。
三菱には、この時代の勢いと興奮の再来を、是非とも期待したいところです
1983 - 2007
一方、埼玉のラジコン・コースでは三菱ラリー全盛期車のrendez-vous走行が…
三菱ランサー
vs.
三菱パジェロ
思わずパチリ
両車とも、30年前のボディを最新使用のシャーシに換装。熱い走りが蘇る


🐪昨年からW2RC(世界ラリー・レイド選手権)の第1戦に位置付けられたダカール・ラリー。
🇯🇵Toyota Hilux
昨年大会で2度目の優勝を飾った貫禄のトヨタ・ハイラックス。
W2RC初代王者に輝いた🇶🇦アルアティア、🇿🇦ドヴィリィエ、🇿🇦ラテガンの3台体制で挑む。
🇩🇪Audi RS Q e-tron E2
昨年、初参戦ながら最高8位。今回もダカール最多王者🇫🇷ペテランセル、WRC&ダカール王者🇪🇸サインツ、DTM王者🇸🇪エクストロームの3台体制。
🇬🇧BRX
昨年2位のWRC9冠王者🇫🇷セバスチャン・ローブ率いるBRXも参戦予定。
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