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イギリス英国バンド、デュラン・デュランの「ロックの殿堂」入りが発表されました。


Duran Duranオリジナル・メンバー

ジョン、ロジャー、サイモン、ニック、アンディ


ジョン・テイラー

「ロックの殿堂入りするとの知らせを受けたところです。光栄なことで、ワクワクしているしハッピーです。僕らのファン、僕らに投票してくれた人たちに感謝したい。僕らに票を集めようと頑張ってくれたこと、とても誇らしく思っています。ニックがスピーチに取りかかっています。ロサンゼルスで会いましょう!」


1981年にデビューしたデュラン・デュランは、15年以上前に殿堂入りする資格を得ていましたが、候補に挙がるのは今年が初めてでした。


2月初めにノミネートが発表された直後にスタートしたファン投票では、翌月から4月末に締め切られるまで、彼らが1位をキープし続けていました。


丸レッド代表10曲ルンルン


ひらめきデュラン・デュランといえばMTVによるヴィジュアル戦略に成功した80'sを代表するバンド。


"ニューロマンティクス"という未来を感じさせるポップな楽曲と、甘いマスクでアメリカ、日本をはじめ、世界を制覇しました。


実はMVのオンエアだけでなく、地道に世界中をLIVE活動して回っていたデュラン・デュラン。


絶頂期にアンディ・テイラー(g)、ロジャー・テイラー(dr)が脱退。


残されたニック・ローズ(k)とジョン・テイラー(b)、サイモン・ル・ボン(vo)で活動するも低迷期へ。


メンバーの脱退が相次ぎ、ニック、ジョン、サイモンの3人組となった80's後半のデュラン・デュラン。


ウォーレン・ククルロ(g, ex.Frank Zappa)とスティーヴ・フェローン(dr, ex.Average White Band)がサポート。


キメてる僕はウォーレンが正式加入していた90's(のみ)デュラン・デュランの大ファンです


ウォーレンを加え、ニック、ジョン、サイモンの4人組となった新生90'sデュラン・デュラン。


世界的には80'sのアイドル時代が全盛期ですが、ウォーレンと作った、非常にクオリティーの高い名作は色褪せないと思います。



過去Myブログ

まじかるクラウン最高傑作『Duran Duran(The Wedding Album)』(1993)について下矢印



ひらめきデュラン・デュランはジョンが音楽的な主導権を握っていて、80'sはファンクなブラック・ミュージックに、ニックが好きなKraftwerkなどのエレクトロニクスが融合したダンサブルなシンセ・ポップでした。


90'sはドラマー不在のピンチでしたが、スティーヴ・フェローンに加え、ヴィニー・カリウタ(ex.Frank Zappa)を迎え、とにかく高品質な楽曲制作に向かいました。


さらに、打ち込みドラムも駆使しながら、ヒップホップ寄りなフィーリングにシフトしたのが功を奏しているように思います。


奇跡の大復活により、米「ハリウッドの殿堂」入りを果たしたデュラン・デュラン。




各国で高いセールス&高評価を得たデュラン・デュランは、MTVアンプラグドに出演。円熟した演奏を披露しました。


丸レッド♪MTV Unplugged

with
Andy Gangadeen(dr)
Fergus Gerrand(per)
Lamya, Curtis King(b.vo)
Jone Jones(p)


飛行機ワールド・ツアーを回る中、録りためたカヴァー曲をまとめ、カヴァー・アルバムとして結実。



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まじかるクラウン傑作カヴァー・アルバム

『Thank You』(1995)について下矢印



カヴァーというのは、原曲ファンから批判されるものですが、まさに当時、このアルバムも相当なバッシングを受けました。


しかし、一曲一曲に込められた情熱と愛情、リスペクトは見事な成果として現れています。古い世代が去った今、正当な評価を得られているようです。


ドラマーにはスティーヴ・フェローンに加え、トニー・トンプソン(ex.Chic)、テリー・ボジオ(ex.Frank Zappa)が圧倒的な演奏力で、強力サポート。


あと、ここでも多くのブラック・ミュージックが取り上げられているのに注目指差しジョンのベースが素晴らしいキューン


丸レッド♪「I Wanna Take You Higher」

Duran Duran(1995)

☆☆☆☆☆

with
Tony Thompson(dr)

Grand Master Flash & The Furious Five, Lamya, Curtis King(b.vo)



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ギタージョン・テイラーについて下矢印



ジョンはルックスの良さで誤解されがちですが、音楽的な研究心、向上心が旺盛で真摯なミュージシャンです。


アンディとジョンの憧れのロバート・パーマー(vo)、トニー・トンプソン(dr)と組んだ"ドリーム・バンド"The Power Station。


また、デビュー時から一貫してセッションやプロデューサーを重視していて、その都度、自らの新たな音楽性を見出し、その歓びを素直に表現してきたように思います。


スティーヴ・フェローン(dr)、ナイル・ロジャース(g)と意気投合。その後も定期的にデュラン・デュランをサポート。


その時代に敏感なアンテナが、デュラン・デュランというカメレオンのようなバンドを長く存続させ、今回、「ロックの殿堂」入りという栄誉に結びついたのかもしれません。


お祝いCongratulations!!泣き笑い拍手


因みに、バンドを脱退しているアンディとウォーレンも功労メンバーとして殿堂入りするそうで良かった飛び出すハート


🇬🇧Andy Taylor(1980 - 1986, 2001 - 2006)

🇺🇸Warren Cuccurullo(1986 - 2001)


殿堂入りの式典は11月5日、ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで行われます。


式典での記念ステージではアンディとウォーレンの出演があるかも、とのこと目がハート


サイモン

「できない理由はないと思うんだよ。アンディからは、もうはっきりとイエスと言われているんだ。彼は間違いなくその気になっている。ウォーレンもきっとやりたがるだろう。僕たちは彼らと常に良い関係を保ってきたんだよ」


乞うご期待!!


看板持ちご閲覧ありがとうございました{emoji:092_char3.png.!}