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新年恒例、"世界一過酷な冒険レース"といわれる「🏜ダカール・ラリー」が🇸🇦サウジアラビアで開催予定✨ 

今回の注目は、昨年2連覇を果たした🇬🇧ミニ・ワークスが撤退し、新たに🇩🇪アウディ・ワークスが参戦❗️


アウディはWRCやル・マン、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)などで数々の実績が有名ですが、ダカール・ラリーは初めて。しかも、史上初のハイブリッド⚡️車両を導入。


ドライバーは、ミニ・ワークスから引き継いだダカール最多勝の🇫🇷ペテランセル、WRC&ダカール王者🇪🇸サインツに、DTM王者🇫🇮エクストロームを加えた最強チーム。

マティアス・エクストローム(43)




😼一方、わが🇯🇵トヨタも2019年以来の優勝を目指して体制を強化しています🔻



TOYOTA GAZOO Racing ダカールラリー2022に4台体制で参戦、新たなカテゴリーのT1+クラスへハイラックスを投入

TOYOTA GAZOO Racing(以下TGR)は、サウジアラビアを舞台として2022年1月2日にスタートを切るダカールラリー2022に、4台体制で参戦します。



2021年大会に引き続き、ナッサー・アル-アティヤ/マシュー・ボーメル組をリーダーに、ジニエル・ド・ヴィリエールがデニス・マーフィをナビゲーターに、そして、2回目のダカール挑戦となるヘンク・ラテガン/ブレット・カミングス組、シャミア・ヴァリアワは新たに加わるダニー・スタッセンとのコンビという4台。

ボーメル/アル-アティヤ組

2021年大会での経験を踏まえ、チームはアル-アティヤ/ボーメル組のように経験豊富なスペシャリストと、ラテガンのような前途有望な若き才能の組み合わせでこの世界で最も過酷なイベントに挑みます。ヴァリアワも2021大会での21位という結果よりもさらに上位を目指します。




2019年にハイラックスでトヨタに初のダカールラリー総合優勝をもたらしたアル-アティヤ/ボーメル組は、2021年5月に行われたアンダルシアラリー、そして7月のバハ・スペイン・アラゴンという2つのクロスカントリーラリーで優勝。3年連続でFIAクロスカントリーラリー選手権のチャンピオンに輝いたアル-アティヤは、ダカールラリー2022で自身4度目の総合優勝を目指します。




南アフリカ出身のド・ヴィリエール/マーフィ組は、地元南アフリカのクロスカントリーシリーズ(SACCS)で成功を収めてきており、この戦いをテストベッドとして、ダカール仕様ハイラックスの開発を継続しています。このコンビは全7戦で争われているSACCSで、3戦を終えた時点でタイトル争いをリードしています。




2021大会では、初出場ながら序盤総合4位に浮上する速さを見せるも、ステージ5でクラッシュを喫しリタイアとなったラテガン/カミングス組は、経験豊富なチームメイトとの参戦により、更なる速さを示すチャンスです。SACCSで何度も勝利を挙げてきたヨハネスブルグ出身の若きラテガンは、初参戦のダカールラリーで注目を浴びることとなりましたが、来るダカールラリー2022でもその経験を活かした走りが期待されます。






そして4台目は、共に南アフリカ出身のヴァリアワ/スタッセン組。ヴァリアワは南アフリカで何度もチャンピオンを獲得してきており、TGRの一員として参戦した2021大会では自身初の完走を果たしました。2022年大会では、新たにナビゲーターとしてスタッセンを起用。スタッセンは初のダカール出場ですが、このコンビはSACCSに参戦してきており、良いコンビとして戦えるでしょう。


TOYOTA GAZOO Racingの理念である「もっといいクルマづくり」に基づき、チームはハイラックスの改良を続けており、2022年のダカールラリーへ向けて、チームは最新のレギュレーションにあわせて開発したハイラックスを投入します。


新カテゴリーT1+に適合させたハイラックスは、2018年に最初のバージョンが開発され、2019年にダカール制覇を成し遂げた、実績ある既存のハイラックスをベースにしていますが、タイヤは32インチから37インチへと大径化すると共に、トレッドは245mmから320mmへと拡げられ、サスペンションストロークも280mmから350mmへ伸ばされるなど、シャシー周りは大きく変更されました。

また、エンジンは発売されて間もない新型ランドクルーザー300 GR-Sへ搭載されたV6ターボエンジンベースへと変更。このエンジンは市販状態で305kW(約415馬力)の出力を毎分5200回転、650Nmのトルクを毎分2000回転で発揮しますが、ラリー仕様はさらにチューニングにより高出力化されます。

TGRはWECチーム及びWRCチームがそれぞれのカテゴリーで記念すべき勝利を挙げており、今後発表される予定の新型ハイラックスへの注目度も高まっています。WECチームがサーキットで、WRCチームが公道ラリーコースの場で活躍しているのと同様、ラリーレイドチームによる、世界で最も有名なクロスカントリーラリーレイドであるダカールラリーでの活躍に期待がかかります。

左:2021年参戦車両  

右:2022年参戦予定車両(プロトタイプ)


TGRチーム代表 グリン・ホール:

前回大会を引き継ぐ形となる、今回のチーム体制を発表できたことをとてもうれしく思います。ナッサーとジニエルがまた勝利を目指してアタックしてくれるでしょうし、ヘンクも自信を高めていますので、ダカールラリー2022への挑戦が本当に楽しみです。新しいダカール仕様ハイラックスの開発も順調に進んでおり、来る1月には、新型車両とともに、新たなレベルでの戦いができることを確信しています。