


先頃、
🏁モータースポーツ・ファンには、大変嬉しいニュースが入ってきました


🇰🇪ケニアで開催された自動車レースの最高峰
WRC(世界ラリー選手権)で、トヨタの勝田貴元(28歳)が🥈位を獲得の快挙






ラリー…法規上公道走行が可能な車両でタイムアタックをする自動車競技。
運転をするドライヴァーと、道順を指示をするナヴィゲーター(コ・ドライヴァー)の2名1組が競技車に同乗し、指定された区間を走行して、総合タイムの速さや指定タイムに対する正確性を競う。
19世紀末に始まった自動車競技は都市間の公道を走行していたが、安全面などの理由から閉鎖周回路(サーキット)で行なうレースと、公道で行なうラリーに分化していった。
ラリー界では1911年創設のラリー・モンテカルロと1932年創設のRACラリー(現ウェールズ・ラリーGB)、1953年創設のサファリ・ラリーのことを「3大ラリー」と呼ぶ。
WRC(World Rally Championship)は3大ラリーを含む年間13戦で競い合う世界最高峰のラリー。
Wiki先生より

1953年に東アフリカで初開催されたこのラリーは、現在のケニア、タンザニア、ウガンダといった国々をまたぎ、約5000kmを走行する壮大なスケールだった。
現在のWRCのように完全にクローズされたスペシャルステージ(SS)ではなく、コンペティティヴセクション(CS)と呼ばれる2000km程度の全開走行区間で勝負が行われる、冒険色の強い1戦だった。
1973年のWRC創設初年度からカレンダーに加わり独自の地位を築いていたが、2002年大会を最後に外れていた。
そして2020年、久々にWRCに復帰することが決まるも新型コロナウイルスの影響で中止になり、今年、19年ぶりに開催となった。
🏜2021年6月24〜27日
WRC第6戦「サファリ・ラリー」はすべての競技日程を終え、トヨタのセバスチャン・オジエが総合優勝。
2位に勝田貴元、3位にヒュンダイのオィット・タナックが入りました。
トヨタは前戦に続く1-2フィニッシュ。勝田はうれしい自身初表彰台を獲得しました。
日本人ドライヴァーとしてWRCでの表彰台獲得は、1994年サファリ・ラリーでの篠塚建次郎(2位、三菱ランサー・エヴォリューション)以来です。
勝田はフィニッシュ後のインタヴューに対し、「長い週末だったけど生き残ることができて良かった。完璧な仕事をしてくれたチームに感謝したい」と笑顔で語りました。
ラリーを終えて、チームオーナーであるトヨタ自動車の豊田章男社長がコメントを発表しています。
「タカ!本当にすごい!少し悔しいけど、すごく嬉しい!ケニアで流れた君が代は、とても誇らしく、素晴らしかったです」(抜粋)
次戦は7月15日〜18日に開催される、高速グラヴェル(舗装路)・ラリーのエストニア。
前回大会では勝田はリタイアを喫したものの一時総合5番手を走行するなどスピードを見せており、サファリの結果を糧に、さらなる活躍を期待したいところです。

