「俺だって遊びに行きたいぜーッ。でも今はガマンだ!」
お笑い芸人の江頭2:50さんが、自身のYouTubeチャンネルで呼びかける動画が話題を呼んでいます。
「感染拡大を止めるには、お前ら一人一人の行動にかかってるんだよ」。ギャグや笑いなしで訴えるこの動画は、今月1日にアップされて以来、再生回数が220万回を突破。
視聴者から"身が引き締まった。不要不急、徹底します""安易な行動はできない"など賛同の声が寄せられています。
🔻エガちゃんねる
「江頭2:50が物申す」
👉https://youtu.be/jJgmPwv5cjg※ 追記
(タレントの江頭2:50(54)のYouTubeチャンネル「エガちゃんねる」が15日午前1時40分ころ、登録者数200万人を突破した。2月1日の開設からわずか74日での達成で、国内では嵐に次ぐ2位のスピード記録となった)
江頭さんが何度も繰り返す言葉が「想像してみてくれ」です。大切な人がコロナにかかったら、両親や祖父母が人工呼吸器をつけなくてはいけなくなったら。
大切な人がいなくなったら ー 。私たちの行動が自分一人の問題ではないことを、気付かせようとしています。
人と会えないことは決して孤独ではない。他者に思いをはせる時、相手との絆は強くなっていきます。
ロンドン大学のバーチンガー博士は、自宅待機を促す今の状況はむしろ「失われかけていた"仲間意識" ー 身近な人のことを気に掛け、声を掛け合う意識を、取り戻すきっかけになっている」と。
バーチンガー博士も江頭さんも訴えています。「Stay Home」。今はそれが社会を強くします。
(『聖教新聞』4月14日付)
🇬🇧クレア・バーチンガー博士
バーチンガー博士は、看護師として紛争地帯で奮闘。大英帝国勲章、ナイチンゲール記章などを受賞。
1984年のアフリカの大飢餓の際には、難民の子どもたちに全身全霊で手を差し伸べ続け、その姿が英国のBBCで放映され、番組は感動の輪を広げました。
それがきっかけとなって、翌年、20世紀最大のチャリティー・コンサート「ライヴ・エイド」が開催され、難民救済の飛躍的な大前進となりました。

英・米をはじめ、世界中を繋いで開催されたチャリティー・コンサート。