ニコニコ以前blogに書かせて頂いた、ボランティアの家庭訪問ランニングで出会った青年。母子家庭で育ち、母親の葬儀に出なかったほど自暴自棄な彼ガーン

ひきこもり、被害妄想、失踪、自傷行為…様々苦しみながら自分を許せず、認められず生きていました。

毎日のように会う中、僕も真剣勝負雷の思いで、彼と向かい合ってきました。

火花が散るような反論ムキー、涙を浮かべながらの対話えーん、2人で「ま、いっか爆笑」と爆笑したり…

そして先日ハッ彼は「就職してきました」と報告しに来てくれました!おねがい薄紙を剥ぐように少しずつ成長する彼の姿に勇気と希望キラキラを貰っています笑い泣き


『こだまでしょうか』
金子みすゞ


「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。


「馬鹿」っていうと
「馬鹿」っていう。


「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。


そうして、あとで
さみしくなって、


「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。


こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。






『金子みすゞ全集』(JULA出版局)
矢崎節夫 編






金子みすゞ記念館 館長
● 矢崎節夫さん

こだまとは、「ヤッホー」と言ったら「ヤッホー」と返ってくるように、相手の存在を"丸ごと受け入れる"ことです。

相手が「つらい」という時、「つらくない」「頑張りなさい」と言うのは、言葉のいじめです。僕を含めた多くの人たちは、「忙しい」ことを理由に、他者を"丸ごと受け入れる"ことを避けているのかもしれません。

「忙」という字は「心」が「亡」ぶと書きますが、他者の存在が自分の心の中に存在しなくなったら、世知辛い世の中になるだけでなく、それは残酷なことではないでしょうか。

痛い時に「痛いね」、つらい時に「つらいね」とこだまし、うなずくことが本当の優しさです。

「優」という字は「人」偏に「憂」うと書きます。人を憂う - 人の喜びを自分のことのように喜び、人の悲しみを自分のことのように悲しめる心が「優しさ」なのです。

相手を丸ごと受け入れ、こだましてあげることが「優しさ」なのです。一方的な励ましなんか必要ありません。

その人の側にいてあげるだけでいい。「あなたは一人じゃないよ」との心が伝わればいいのです。

(『聖教新聞』3月17日付)



🔻音符「Saturday Night」('93)
 イギリス Suede


Oh, whatever makes her happy on a Saturday night
(あの子を楽しませることは何でもしよう 、この土曜日の夜に)

Oh, whatever makes her happy, whatever makes it alright
(あの子を楽しませることは何でもしよう、うまくいくのなら何でも)



翁草(猫草)
花言葉:「清純な心」「何も求めない」



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