ウインク今日は80年代のユーロビートルンルン

虹今よりLGBTに理解のない時代、まさにバンド名の如く生きるか死ぬか"波乱の人生アセアセを歩んだピート・バーンズ率いるDead Or Aliveキラキラ


🇬🇧Dead Or Alive
【1980 - 2011】

イギリス・イングランドのリヴァプール出身。1980年にピート・バーンズ(vo)を中心に結成。

ストック・エイトキン・ウォーターマン(PWL)のプロデュースで、ユーロビートと称されるディスコ、ダンス・ミュージックで世界的な大ヒットを連発。

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿Pete Burns
【1959 - 2016】

ピートの母はドイツ系ユダヤ人で、ナチスの迫害から逃れるために亡命したオーストリアのウイーンで、イギリス軍人だった父と出会う。

イギリスでの生活は、ユダヤ人への迫害もあり、母はアルコール使用障害の精神疾患、鬱病を患い、父は仕事ばかりで家庭を顧みず、家庭は崩壊していた。



幼少期のピートは、引きこもったままでリストカットやガス自殺未遂を繰り返す母の世話をしていた。

母とは英語よりドイツ語で話すことが多かったこともあり、同級生のいじめの標的になってしまった。

10代の頃には、美少年であったにもかかわらず顔にコンプレックスがあり、奇抜な化粧やファッションを好み、登校拒否となった。



救いは地元リヴァプールのヒーロー、The Beatles。そして、David Bowie、パンクやゴシック・ロックに影響を受ける。


ピートは、ゲイによる強姦という性的トラウマを抱え、自身のLGBTを自覚しながら、美容師として働く中、職場で出会った女性と結婚。やがてバンドとしての成功を目指していく。


1980年、21歳でDead or Aliveを結成。試行錯誤が続く中、ユーロビートとの出会いが運命を変えていく。




💿2ndアルバム
『Youthquake』(1985)
…英米でゴールド・ディスクを獲得。

🔻You Spin Me Round」
…イギリスをはじめ17ヵ国でチャート1位🥇


ベストヒットUSA
🔻小林克也さんインタビュー


🇬🇧「SMASH HITS」誌

Pete Burns with The Smiths
🔻「Barbarism Begins At Home」
@🇬🇧Royal Albert Hall, 6 April 1985

💿3rdアルバム
『Mad, Bad, and Dangerous To Know』(1986)
…日本のオリコン・チャート1位🥇


🔻「Brand New Lover」
…米ビルボード誌ダンス・チャート9週連続1位🥇

🔻「Something In My House」



RIP IT UPRIP IT UP
1,600円
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💿4thアルバム
『Nude』(1988)
…日本のオリコン・チャート1位🥇

🔻「Turn Around and Count 2 Ten」
…米ビルボード誌ダンス・チャート2位。日本のオリコン洋楽チャート17週連続1位🥇

🔻「Come Home」
…米ビルボード誌ダンス・チャート1位🥇



NudeNude
1,600円
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🔻Live @ Tokyo Dome(1989)

その後、ピートのコンプレックスからくる美容整形が徐々にエスカレート。多額の費用を費やすことになっていく…💸


🔻「Your Sweetness」(1990)


GLAM with Pete Burns
🔻「Sex Drive」(1994)


🔻「Rebel Rebel」(1995)


整形医に勧められるまま唇に打ったジェル注射が原因で顔が変形し、死にも等しい苦しみと闘病生活を余儀なくされた。


治療費を捻出するために、数々の世界的ヒットから得た貯金をすべて使い果たし、3億円の豪邸も、過去の楽曲の著作権も売り払った。

再生手術を執刀したイタリア人医師から「顔が元に戻ることはない」と告げられ絶望の淵にいたピートであったが、その執刀医の「あなたにはまだ音楽が残っている」という言葉に励まされ音楽活動を再開、復活した。


🔻「I Paralyze」(2000)


Pete Burns & Pet Shop Boys
🔻「Jack & Jill Party」(2004)


2006年、シングル「You Spin Me Round」がイギリスでチャート5位を記録。

2016年10月23日、急性心不全のためピート・バーンズ死去。享年57歳。


新旧パートナー、盟友スティーヴ・コイ、そして、好敵手ボーイ・ジョージらに見送られ荼毘に付された。



ニコニコ以上、Dead Or Aliveの華やかな成功と、ピート・バーンズの壮絶な生涯を振り返りました。

2018年5月4日、ピートに公私共に寄り添い続けたドラマーのスティーヴ・コイも癌のため56歳で亡くなりました。


安らかに…
Forever More🕊