「冒険の扉まで連れていこう。ただし、運命に挑戦する その扉を開けるのは君自身だ」
若きフランスの冒険家ティエリー・サビーヌが提唱し、1979年に初開催された冒険ラリー『パリダカ』。
🇫🇷フランスのパリをスタートして、アフリカ大陸を縦断、🇸🇳セネガルの首都ダカールを目指す。
20日間で約1万kmの道なき道を疾走する"世界一過酷なレース"といわれる。
🐪歴代優勝車両
誰よりも速く、頂点を目指し世界各国の自動車メーカー、トップドライバーが参加。
そして、優勝車両は様々なメーカーからミニカーとして発売されています。今日はパリダカの歴史と共にMy Collection(1/43スケール)をご紹介致します
🏆1981-1997
'81 NOREV
🇬🇧RANGE ROVER
🇫🇷ルネ・メッジ
パリダカがFIA公認競技となった第3回大会。完走率が32%という過酷な中、メッジが総合優勝。
'82 NOREV
🇫🇷RENAULT 20T
🇫🇷マロー兄弟
'83 NOREV
🇩🇪MERCEDES BENZ 280GE
🇧🇪ジャッキー・イクス
初めてテネレ砂漠の大砂丘が設定された第5回大会。元F1&ル・マン王者のイクスが総合優勝。
'84 SPARK
🇩🇪PORSCHE 953
🇫🇷ルネ・メッジ
ポルシェが参戦。耐久性のパリダカに時速200kmを超える高速化をもたらした。メッジが2度目の総合優勝。
'85 NOREV
🇯🇵MITSUBISHI PAJERO
パリのスタートに7万人の観衆が詰め掛けた第7回大会。ポルシェ勢が脱落し、ザニロリが三菱初の総合優勝。
'87 NOREV
🇫🇷PEUGEOT 205 T16
前年、主催者サビーヌが事故死。プジョーが膨大な資金力を持って参戦。元WRC(世界ラリー選手権)王者のヴァタネンが総合優勝。三菱の篠塚建次郎が初参戦3位、翌年2位の快挙。
'89 IXO
🇫🇷PEUGEOT 405 T16
🇫🇮アリ・ヴァタネン
プジョー内の争い。チームメイトのイクスとの接戦はコイントスによりヴァタネンが2度目の総合優勝。プジョーが3連覇。
'91 NOREV
🇫🇷CITROËN ZX
'87〜90年まで4連覇のプジョーを引き継ぎシトロエンが参戦。ヴァタネンが3連覇で4度目の総合優勝。三菱はシトロエンをスピードで上回るも篠塚がクラッシュで初リタイア。
'92 NOREV
🇯🇵MITSUBISHI PAJERO
🇫🇷ユベール・オリオール
元パリダカ二輪王者のオリオールにより三菱が7年ぶりの総合優勝。三菱はシトロエンを圧倒し1〜3位を独占。前年初リタイアを喫した篠塚は3位。
'93 HPI
🇯🇵MITSUBISHI PAJERO
'95 IXO
🇫🇷CITROËN ZX
🇫🇷ピエール・ラルティーグ
元三菱のエースだったラルティーグがシトロエンに移籍し3連覇('94年は三菱撤退)。優勝を狙えた篠塚はフランスのTV取材ヘリの妨害で悔しい3位。
'97 NOREV
🇯🇵MITSUBISHI PAJERO
🇯🇵篠塚建次郎
篠塚が挑戦12回目にして日本人初の総合優勝。三菱が通算4勝目。
STARTER
🏆1998-2017
'98 SKID
🇯🇵MITSUBISHI PAJERO EVO.
メカニックからクイック・アシスタントとしてチームをサポートしてきたフォントネが、前々年3位、前年2位の雪辱を果たし遂に総合優勝。三菱が2連覇。
'00 IXO
🇫🇷SCHLESSER RENAULT
🇫🇷ジャン=ルイ・シュレッサー
'01 SKID
🇯🇵MITSUBISHI PAJERO
🇩🇪ユタ・クラインシュミット
'02 IXO
🇯🇵MITSUBISHI PAJERO
'03 NOREV
🇯🇵MITSUBISHI PAJERO EVO.
日産、VW、BMWを抑え、増岡が日本人初の2連覇。三菱が3連覇。
前年、ゴール前日までトップながらクラッシュで後退という屈辱を晴らした元パリダカ二輪6勝の王者ペテランセルが四輪初の総合優勝。三菱が4連覇。
'05 NOREV
🇯🇵MITSUBISHI PAJERO EVO.
🇫🇷ステファン・ペテランセル
ペテランセルが2連覇。三菱が5連覇10勝目。
'06 NOREV
🇯🇵MITSUBISHI PAJERO EVO.
🇫🇷リュック・アルファン
'07 NOREV
🇯🇵MITSUBISHI PAJERO EVO.
🇫🇷ステファン・ペテランセル
'10 SPARK
🇩🇪VOLKS WAGEN RACE TOUAREG
🇪🇸カルロス・サインツ
'13 TSM
🇬🇧MINI ALL 4 RACING
🇫🇷ステファン・ペテランセル
'15 未製品化
🇬🇧MINI ALL 4 RACING
🇶🇦ナッサール・アルアティヤ
アルアティヤが'11年(VW)以来2度目の総合優勝。ミニは'12〜15年まで4連覇。
'16 SPARK
🇫🇷PEUGEOT 2008 DKR
🇫🇷ステファン・ペテランセル
ペテランセルが二輪と並び四輪も6度目の総合優勝。前年に'90年以来の参加となったプジョーが26年ぶりの5勝目。
'17 SPARK
🇫🇷PEUGEOT 3008 DKR
🇫🇷ステファン・ペテランセル
'18 SPARK
🇫🇷PEUGEOT 3008 DKR MAXI
🇪🇸カルロス・サインツ
'19 未製品化
🇯🇵TOYOTA HILUX
🇶🇦ナッサール・アルアティヤ
'20 未製品化
🇬🇧MINI JCW
🇪🇸カルロス・サインツ
開催地がサウジアラビアへ。サインツが'18年(プジョー)以来3度目の総合優勝。ミニが'15年以来の5勝目。トヨタのアルアティヤが2位。
'21 未製品化
🇬🇧MINI JCW
🇫🇷ステファン・ペテランセル
ペテランセルが四輪8度目の総合優勝。ミニが2連覇で6勝目。トヨタのアルアティヤが2位。トヨタはレギュレーションの不利に苦しむ。
'23 SPARK
"砂漠の王"アルアティヤが2連覇で5度目の総合優勝。トヨタが3勝目。ローブ(BRX)が2位。
'24 SPARK
🇩🇪AUDI RS Q E-TRON E2
🇪🇸カルロス・サインツ
アルアティヤがトヨタからプロドライヴに移籍もリタイア。サインツがSS未勝利ながら4度目の総合優勝。アウディが参戦3年目で初勝利。ローブ(BRX)は善戦も3位。
'25 未製品化
🇯🇵TOYOTA HILUX(OVERDRIVE)
🇸🇦ヤジード・アル=ラジ
初参戦チームで参加のサインツ(フォード)、ローブ(ダチア)がリタイアする中、トヨタ内の戦いへ。昨年1位で走行中にリタイアした地元サウジアラビアのアル・ラジが悲願の初総合優勝。
ダカール・ラリー
【1979 - 2025】
🏆 歴代優勝メーカー・ランキング
1位🇯🇵MITSUBISHI(12回)
2位🇫🇷PEUGEOT(7回)
3位🇬🇧MINI(6回)
4位🇫🇷CITROËN, 🇩🇪VW,
🇯🇵TOYOTA(4回)
7位🇫🇷RENAULT(3回)
8位🇬🇧ROVER, 🇩🇪PORSCHE(2回)
10位🇩🇪MERCEDES, 🇩🇪AUDI(1回)