おはようございます。養腸®家・セラピストのmanoでございます。
劇団四季の専用劇場「秋」のこけら落とし公演
「オペラ座の怪人」。
行ってきました。
初演の1988年(32年前!)から観ています(筋金入り^^)。
この日のファントムは・・・
佐野(正幸)さん、
キターーーー!(≧▽≦)
何度足を運んでも佐野さんに当たらず、
(佐野さんのファントムが観たいのに!)
一度はオペラ座の怪人から足を洗ったわたくし。
でも諦めきれず、今度こそ!と氣合いで
(家族が)チケットを取り、ついに、ついに
この日がやってまいりました。
ようやく観ることができます。
大げさではなく、生きててよかった・・・。
だって、、、言葉にできないくらいすごかった。
本当に「オペラ座の怪人は凄いらしい」。
「らしい」じゃなく、すごいっ!
過去10人くらいファントム観てます。
今回の佐野ファントムは、歴代随一の、
超絶ファントムでございます💖
愛憎だけでなく、狂氣、悲哀、不器用さ、純粋さ、
繊細、苦悩、狡猾、残酷、困惑、寛容、慈悲・・・
全てを融合したファントムでした。
音楽の師だけでなく、父性と幼い子どもの心を
持ち合わせているファントムに、
心が大きく揺さぶられっぱなしです。
ここまで感情の振り幅の大きい、苦しいまでに
切ないファントムを観たことがございません。
初代・市村正親さんファントムの表現力もすごかったのですが、
(蛇足ですが、市村さんのミス・サイゴン初演時のエンジニア役は絶品!)
佐野さんはここに圧倒的な歌唱力がございます。
歌うのではなく、言葉(セリフ)に音が乗っていました。
ささやくような歌声から劇場の空間すべて制圧する声量、
柔らかい歌声に硬質な歌声、さらには完璧なファルセット、
どこを取っても美しく圧巻です。
仮面で覆われているにも関わらず、表情が豊かなことにも驚きます。
(佐野さん出ているときは終始オペラグラスでガン見)
指先から伝わる甘美さ、背中から滲み出る哀しみ、
感情の全てを全身で表現されていて、どうしょうもないほど
ファントムそのものでしたの。
念願叶ってやっと巡り会えた佐野ファントムは、
「最高」を超えた“超絶”ファントムでございました。
って、しばらく観ていなかったら、
セリフ回し、歌詞、衣装が変わっていて
演出もずいぶん変わってましたわ💦
今年の残り、この感動を牛のように反芻して
何度も思い返して幸せに浸れます(≧▽≦)
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本日は文化の日。
芸術に触れるよき季節でございます。
健康と安全をいざないながら、今日も穏やかにお過ごしください。