少し前のことです。
我が家に保険屋さんがいらっしゃいました。
※わたくし宛ではないです
たしか、保険内容の見直しだったような・・・。
興味ほとんどゼロの中、聞くともなしに
話はわたくしの両の耳に入ってきます。
保険屋さんのお声がムダにデカいのと、
わたくしの仕事スペースがお話している場所から
2mの超至近距離なので、聞きたくなくても
入ってきます・爆
契約内容以上にわかったのは
この人には契約をお願いし(たく)ない!
でした。NGだと感じた理由がいくつかあります。
まず【におい】
いきなりくさい、と書いて申し訳ありませんが、くさいのです。
香水系ではありません。
狭い我が家です。
注意深く嗅がずとも、におう、くさい。
もともとの体臭ではなく、内臓にトラブルがありそうなにおいです。
生理的にダメとかじゃなく、お身体の内側が
相当不愉快なことになっていそうなニオイ。
(仕事柄、内臓どうなのよ?のとき特有のにおいに敏感、
とはいえ、この方が帰った後、家族全員が「くさい!」と
言っていたので、相当な悪臭なのです)
続いて【話し方】
~~ですけどぉぉぉ
~~ですけどぉぉぉ
~~ですけどぉぉぉ
~~なんですよぉぉぉぉぉ
やたらと語尾を伸ばす。
そして、無意味に逆接を用い、1文が長い。
これだと主旨がなんなのか、結論はどこなのか
非常にわかりづらい。
何が言いたいのか不明瞭のため、あいまいさと
不信感が増幅します。
さらに【聞き方】
クライアントである家族の話を聞くのは、せいぜい1~2割。
8~9割は保険屋さんがベラベラとしゃべってます。
しゃべりすぎです。
聞く姿勢がざんねんです。
じぶんの言いたいことだけ言っています。
これではクライアントが何を求めているのかわからずじまい。
いい提案はできません。
ダメ押しは【時間泥棒】
契約まで進めば別ですが、こういうのって
たいてい1時間程度でお話を済ませるのが常です。
それ以上になると、集中力も欠けてきます。
さすがにそろそろ帰るかしら?と思ったところから
無意味と思える雑談(本当に無意味で契約内容と無関係だった)を
20分×3回繰り返してました。
本題ではない話が60分です。
(「一体いつになったらお帰りになるんですか?」と
拳をグーにして飛び出す直前までいきましたわ、わたくし)
結局、約2時間滞在しておりました。
そのうち半分以上は不要な世間話。
【まとめ】
嫌われる接客とは
・お話がムダに長い
・じぶんのことばかり話す
・まとまりがない
・主旨がわかりにくい
・相手の話を聞かない
・否定形が多い
・滞在も長い
(で、くさい)
こういう人は悪印象になります。
(わざわざ書かずとも、好かれない傾向ですね(^-^;)
アナタ(わたくし)も氣をつけなさいよ、と
反面教師として現れてくれたのでしょう。
この逆、つまり
・話は端的にまとめて
・主旨を明確に
・相手の求めていることを引き出す・聞き出す
・なるべく肯定を基本に
・用事が済んだらすぐ退出
が嫌われない・好感がもたれやすい接客、
目指したい接客です。
施術だと、クライアントさまに伝えたいことが山ほどで
お話が多くなる傾向は正直あります。
だからこそ、求められる・好かれる接客を忘れないように
いたします<(_ _)>
※この保険屋さんの契約は後日解約となりました。