らせん美 のうごきの中で、氣をつけることの中に
胴周りをつぶさない
というのがあります。
わたくしの理解が合っていれば、
こういう姿勢になるのはNG。
寛いでいるというか、あけっぴろげ~。
胴回り(≒お腹)がつぶれちゃってます。
これ、腸のうごきにも影響でます。
空き缶を上からグシャってつぶすようなかんじです。
当然自由さが奪われます。
小腸・大腸ともに身動きがとりづらいです。
なので、胴回りをつぶさないように動く のが大切と
教わっています(わたくしの理解が合っていれば、です)
この胴回りをつぶさない動きって、
着物を着ているときの動きのように思いました。
着物でのしなやかな動き でわたくしが
真っ先に思い浮かぶのは、坂東玉三郎さんです。
お写真はお借りしました
足元はしっかり地につき、グランディングしています。
それでいて、重たいわけではなく。
グランディングできているから、上半身が自在に動く、
しなやなに、なめらかにたおやかに動く。
こちらのお写真もお借りしました
スーツ姿を見ていて、隣の片岡愛之助さんより、
とてもお楽そうな、ふわっとした上半身をしています。
よぶんな力が入っていなくて、
どこまでも自然体のように見えるのです。
愛之助さんがどうこう、というわけではありませぬ。
チコちゃんならぬ、紀香さんに叱られてしまひます。
お独りだけになれば、立ち姿はキリっと。
凛とし、堂々としていらっしゃいます。
タダモノではない雰囲氣がムンムンです。
方や玉三郎さん。
空氣感が、なんか違う氣がします。
たおやかでおだやか。
ふわ~ぁっと、エアリーなかんじ。
力が抜けているのに、ゆるんでいるわけではなく。
肚(はら)に氣がちゃんと入っているようなかんじ。
こういう姿を目指すのかしら???
って思っております。
ふだんの動き、着物を着ている動きを
イメージするのもアリなのかもしれませぬ。
ここに書いている内容は、あくまでもmanoの理解で
真のらせん美の理解と違っているかもしれません。
ちゃんとした内容は、酒井先生のサイト「らせん美所作教室」 で
ご確認くださいね。