腸の老化の原因は

 

過度なストレス

腸内環境の悪化

慢性炎症

 

によるもの、と 昨日のブログ で書きました。

 

腸内環境の悪化が腸を老化ひいては全身にも影響を及ぼす、について。

 

腸(小腸・大腸)は、口から入った食べ物などが吸収されたり
排泄に向かって処理される場所です。
 
ということは、食べ物などに含まれる毒素(有害物質など)も
集まりやすい場所であることを意味します。
 
生きるために吸収する仕事は、体内にとっての有害物質をも
一緒に摂り込んでしまう可能性がある最も危険な場所とも言えるのです。

動物性の食品、しかも脂っこいものを
食べすぎると(あくまでも“食べすぎ”がよくないだけ)、
体内の毒素が増えやすい傾向になります。

腸はこの毒素を「異物」「敵」と認識し、
自らを守ろうとして炎症が起こるらしいです。

 肉を切らせて骨を断つ

みたいな?
腸って武士みたい。

腸で起こる炎症はそんなに強くなくて“くすぶり”程度と言われています。
(直接見たわけではないので断言できないですが・・・)
 
とはいえ、このくすぶりが慢性的に続いていいわけはなく。
わたくしたちの細胞は壊れやすくなります。
 
とくに小腸の腸壁(粘膜)は体内の免疫細胞が全身の7割前後集まっている場所です(大腸も含めると8割?)。
 
免疫の中枢(コントロールセンター)と言っても言い過ぎではないですね。
コントロールセンターで炎症が起きれば全身に影響がでてきます。
 
免疫が関与しているとされるアレルギーや自己免疫疾患などが
強く出てしまう可能性、腸炎や大腸がんリスクが高まる傾向も否定できません。
 

こうした腸内環境の悪化が腸を老化させるわけです。

 
コワい、コワい。
 
たかが炎症ではなく、されど炎症。
放っておくわけにはまいりませぬね。
 
 
もちょっとだけ続きます。
 
腸の慢性炎症はこの次のブログで^^