おはようございます。腸セラピストで養腸家のmanoです。
数字のトリックが、きらい。
いやいや、正確に書くと
数字やデータのトリックに翻弄されるのが、きらい。
この間もね、あったですよ。
バナナ2本分の食物ん繊維が入ってます!みたいなCM。
それってすごく食物繊維が入ってそう、かすごそうなイメージを持つ方がおおいんだろうな。
ってことを利用した宣伝ですな。(あいかわらず毒が・・・)
バナナはそこらへんに売っているもので1本あたり0.8-1.4グラムくらいの食物繊維量です。
だいたいの目安です。
ちゃんと知りたい場合は、文部科学省の食品成分データベース をみるとよいです。
ということはバナナ2本分って2グラム前後。
1日に必要とされる食物繊維は女性17グラム(←こっちは厚生労働省ですけどね)
必要とされる量からすると、ぜんぜん足りないですよ。
というようなかんじで、
レモン○個ぶんのビタミンCとかレタス何個ぶんのナントカとかって
比較されるものがある場合、その比較対象の持つ値がいかほどのものか
そこをちゃんと熟知していないといかんのではなかろーか、と思うのです。
そして、その数字がどれほどの達成率なのかってこともね。
さっきの例だと、バナナ2本分の食物繊維が摂れたとしても
それは必要量の15%程度の摂取率だということ。
なんかたくさんありそう
というイメージを上手に利用した宣伝ってけっこう多いんです。
どんなものでも、その根拠となるものの意味や意義を
じぶんで確かめる力を養っていかないとね。
振り回されるだけになっちゃうから。