ビバARTS&CRAFTSARTS&CRAFTS展を見に京都へ。ARTS&CRAFTSとは、19世紀後半に起こった、デザイン運動みたいなもので、その頃のデザインはやっぱり灰汁がすごい。不必要なRを好み、平面には何らかの模様を掘る。面白いんだけど、見るのに体力がいる。今のインテリアやプロダクトでは、体力なんか使わず、そっといる事が常識で、久しぶりにこういうのを見れて、楽しかった。そっとあるもいいけど、大声で(俺はここにいる)ってのも良いもんだなーって思った。プロダクトとファッションの違いに何か似ている。
仕事最近、仕事で失敗が続いている。本当に嫌になるぐらい失敗続き。怠慢になっていた。早く終わらせればそれで良いんだと、近道する事が習慣化されていた。初心が消えていた。人のせいにしていた。すべて悪かったのは私。自分の感受性ぐらい自分で守れ馬鹿者よ。茨木のり子の、この言葉が重くのしかかる一週間だった。
10月今まで自分が一番頑張った月っていつだろうと考えた時。間違いなく今月じゃない。これは、自分が本気で生きてない印。十月はちょっと本気で物を作ろうと思う。十月が一番頑張った月と呼べるように、とにかく突き進みたいと思う。
大きな過ち僕は、三年ぐらい前から、大きな過ちを犯してしまっていたようだ。本のカバーを捨てるという行為をずっと繰り返して来た。三年前、まだ大学に通っていた時、ふとカバーを捨てる事を思いついた。読み終えた感触を得る事と、売らない手放さないと言うコンセプトがあった。そんな大学生が考えた事を、今になっても、実行していた訳だ。今日雑誌で、書物は情報の彫刻みたいな物というのを読んだ。本当にその通りだと思う。一つの作品だ。丹誠込めて作り込んだ作品を、個人のこだわりで捨てるのは良くないと思った。汚く扱う事も、折り目を付ける事も、カバーを捨てる行為と同じ事。デザインをやってる以上は、それはやらない方がいいはず。もう本を粗末に扱いません。カバーも捨てません。作者の人すいませんでした。
在るはずの直線神戸の異人館で、見つけた不思議なライト。これは勿論つなげば電気がつくそうです。洗練に進む一方の、今の流行のデザインとは真逆の形だけど。何か立ち止まって「あれ?」と二度見してしまう不思議な円がすごくいい。
感謝今日、友達に勧められた、「命の食べ方」という映画を見て来た。小さい映画館で、夜の上映という事もあり、客は9人しかいなかった。内容は人数に比例しているもんで、正直オススメは出来ない。グロ過ぎる。でも、ビシビシと投げかけられるメッセージから、心に響く物がある。この映画は、普段自分たちが口にしている物の、そこに行き着くまでの過程を撮り続けるという内容。流れ作業で体が分解される牛や豚の映像は本当に衝撃で、自分が口にする食物の重みを、リアルに伝えてくれる。誰が悪いのか?食は罪か?人は狂ってるのか?と考えさせる事が多い映画だった。そこに答えが出るはずはない。無理矢理答えを出すなら、誰も悪くないと行き着くだろう。解っているようで解ってない事や忘れている事はたくさんあると思う。これもそんな消えかけている一つだと思う。大地に、食に、今ここに生きてる事に、感謝する事。