納豆は、温かいご飯にこそよく合う。
そして甘い卵焼きは、3切れくらいが丁度いい。
今朝は早くに目が覚めた。
怖い夢を見た。あまりにも早すぎたので寝なおしたら、また怖い夢を見た。
二回とも起きたときに胸のあたりを圧迫されているような嫌な感覚があって、その感覚はなんだか久しぶりな気がした。
三度寝をかます気にはなれなかったので少しだけスマホをいじった後、仕方なしに起きる。
なんとなく朝ご飯を作りたくなったので、いつもよりだいぶ早い時間に台所に立つことにした。
残りご飯と、昨日残した肉じゃがと、そこそこ賞味期限の過ぎたインスタントみそ汁に、甘い卵焼き。珍しくダイニングテーブルで食事を摂った。
自分が食べる分にはあまり頓着しないので冷たいままご飯を食べることがよくあるのだけれど、今日はなんだか少しだけ無理をして冷や飯を食べている自分に気が付いた。
ホカホカご飯にのせて食べるからこそ納豆のおいしさが引き立つのだろうかと考えたけれど、単純に冷ご飯はあらゆるおかず諸侯のおいしさを減退させてしまうだけだろうとすぐに考えを改めた。
今まで冷ご飯とともに食べてきた数々のおかずに謝りたい。
甘い卵焼きは、初めの一切れがおいしく感じた。
何なら納豆を混ぜながらつまみ食いをした”端っこ”が一番おいしかった。
実は一番最後に卵焼きを残してしまって、少し後悔した。もたれる胃袋に無理矢理詰め込みながら寄る年波を痛感した朝になった。
有意義、有意義。
時折猫をなでつつ完食し、思い至った冒頭の二行。
”納豆は、温かいご飯にこそよく合う。
そして甘い卵焼きは、3切れくらいが丁度いい。”
何事も自分の限界を見極めて今後に生かそうではないか。
またすぐに忘れて同じことをやらかしそうな気はするけれど、三歩進んで二歩下がる、カメの歩みで前進だ。
最後に大事なことなのでもう一度、
”甘い卵焼きは、3切れくらいが丁度いい。”