【前編】CROSS GENE デビュー記念スペシャルインタビュー
(13.03.13)元記事韓流TVfan
一刻も早くファンに会いたい
Q.自己紹介と、「他のメンバーにこれだけは負けない!」という自分の強みを教えてください。
セヨン CROSS GENEのMIRACLE GENE、セヨンです。他のメンバーと違ってアピールできることは…今のところは、唯一軍隊に行って来たこと(笑)?
サンミン CROSS GENEのORGANIC GENE、サンミンです。ラップとダンス担当なので、パフォーマンスやダンスが僕の強みだと思います。
シン こんにちは、CROSS GENEのPRESH GENE、シンです、僕の魅力ポイントは…(メンバーに)何にしよっか(笑)? (メンバーたちに「背が高い」と言われ)背が高いです(笑)。
ヨンソク CROSS GENEのMYPACE GENE、ヨンソクです。僕は…若いです。末っ子で、みんなヒョン(兄さん)なので、ヒョンたちにかわいがってもらえます。タクヤ以外は(笑)。
タクヤ 何でだよ~!
ヨンソク タクヤは怖いから(笑)。
サンミン やっぱり、みんなを引っ張っていく係だからね。怖いときもあるよな。
ヨンソク 一番怖いです。
タクヤ そんなことないですよ~(笑)!
ヨンソク …やっぱり違います(苦笑)。
タクヤ CROSS GENEのGORGEOUS GENE、タクヤです。他のメンバーよりもアピールできるポイントは、シン君よりももっと背が高いところ(笑)。
Q.去年のプロフィールより身長が1センチ高くなっていましたね。
タクヤ まだ伸びてるんです。もう、止まってほしいんですけど(苦笑)。あと、負けず嫌いなところです。ゲームとか運動とか。
キャスパー 僕はCROSS GENEのWILD CHIC GENE、キャスパーです。出身は中国の上海です。僕のアピールポイントは何事に対しても一生懸命で、意志が強いところです。
Q.待ちに待った日本デビューですが、デビューを控えた今の心境は?
タクヤ デビューがちょっと遅れてしまったんですけど、その分、日本でデビューしたいっていう気持ちはどんどん強くなっていたので、本当にうれしいし、「やっとここまで来られたな」という気持ちです。
サンミン ずっと待っていたので、ファンの皆さんに早く会いたいです。
Q.セヨンさんは今回が日本での本格的なデビューになりますが、緊張していますか。
セヨン 僕は何もかもが初めてなので、緊張するのはもちろんです。でも、メンバーたちがすごく気遣ってくれて、今は何とか少しずつこなしていっています。本当に何から何まで気に掛けてくれるんです。キャスパーはダンス、シンは表情やカメラのことなど一つ一つ…。僕はまだどれもうまくできないので(苦笑)。
Q.シンさんは撮影が得意なんですね。
ヨンソク 表情がすごく豊かなんですよ。
シン いやいや、教えるのだけがうまくて、実際はそんなにうまくありません(苦笑)。
Q.2月の「ビッグ ~愛は奇跡<ミラクル>~」のイベントでは、昨年夏のショーケース以来、久々に日本のステージに立ちましたが、どんな気分でしたか。
キャスパー 長い間すごく楽しみにしながら、イベントのために毎日練習していました。前回からは時間が空いてしまったけど、今回ファンの皆さんに会えてとてもうれしかったです。
Q.同イベントの神戸公演ではデビュー曲を初披露されましたが、いかがでしたか。
ヨンソク 久しぶりだったにもかかわらず、本当にすてきなステージに立てて、とても感激しましたし、ファンの方々と久しぶりに会えて楽しかったです。
セヨン 僕にとっては初舞台で、僕らの日本デビュー曲でもあったので、緊張半分、期待半分という感じでした。僕は歌手が夢だったので、ステージに立てたことは本当にうれしいことじゃないですか。でも、立った瞬間、あまりに緊張して頭が真っ白になってしまって。メンバーたちはどのくらい緊張したのか分かりませんが、僕は予想以上に緊張した気がします。目の前がよく見えませんでした。
斬新な振り付けに最初はびっくり
Q.ポストカード手渡し会でファンの方と間近でお会いした感想は?
タクヤ 僕たちを見て泣いてくれるファンの方もいらっしゃったので、僕たちまで感激しちゃいました。
キャスパー 僕は逆にすごく笑っていました(笑)。
タクヤ 「泣かないで」みたいな感じでね。
サンミン 僕もいざ目の前でファンの方と会うと、自然と笑顔が出てきて。皆さん、すごくうれしそうに来てくださるので。
キャスパー ファンは泣いているのにサンミンが笑っていたら、「何で笑ってるの?」ってならない(笑)?
サンミン 僕のファンは泣いてなかったんですよ。
キャスパー タクヤのせいで泣いたんだな(笑)。
Q.日本デビュー曲「Shooting Star」は韓国でのデビュー曲「La-Di Da-Di」とは異なるカラーの曲ですが、最初に聴いたときの印象は?
タクヤ 「この曲をライブでやったら絶対盛り上がるだろうな」って。メロディーが明るくて楽しい雰囲気なので、ファンの皆さんとライブで楽しみたいと思いました。
シン 僕も「いいな」って思いました。すごく楽しくて明るい雰囲気の曲だし、いろんなカラーが入っているので。僕ら自身も3カ国からメンバーが集まって、いろんなカラーを見せられるのが強みですが、音楽でもCROSS GENEを表現できるという点でもいい曲だなと思いました。
Q.ダンスもかなり変わっていますね。
タクヤ 変わってます!
Q.ダンスを初めて見たときの感想は?
サンミン 新しい。
ヨンソク 斬新!
タクヤ 最初…(と思い出し笑いをして)見たとき、すごかったです。今回もケント・モリさんに振り付けをしてもらったんですけど、どんどん変わっていくんです。最初見た「Shooting Star」と今の「Shooting Star」は結構違うもので(一同笑)。僕たちは覚えるのが大変だったんですけど、どんどん良い振り付けが出てきて、最終的に良いものが出来ました。
セヨン 他のメンバーももちろん大変だったと思いますが、僕はとにかく振りを覚えるのに苦労しました(苦笑)。
Q.日本語でのレコーディングはいかがでしたか。
ヨンソク レコーディングのときに大変だったのは…最初は日本語の歌詞の意味が分からないじゃないですか。だから翻訳して歌ってみないといけないので、それがやっぱり韓国語のときより大変でした。曲の雰囲気をちゃんと生かそうと努力しながら、歌詞の意味もファンの皆さんに伝えないといけないので、それも難しかったです。
Q.タクヤさんは日本語を教えてくれましたか。
タクヤ (冗談っぽく)教えてくれるって言えよ~(笑)。
シン 怖くて何も言えません(笑)。
ヨンソク (緊張しながら)教えてくれます…。
タクヤ 事実じゃないか(笑)。
シン (小声で)気を付けろよ…後で怒られるぞ。
ヨンソク (大真面目に)教えてくださいます!メンバー (爆笑)。
日中韓の個性をダンスや歌に生かしたい
Q.ミュージックビデオの撮影で何かエピソードは?
シン 今回は剣を使ったダンスなんです。僕らは剣を使うのも初めてなので、僕らのせいだったり、そうでないときもあったんですけど、剣がすぐに折れちゃって、撮影が何度も中断しました。直すのを待って、また撮影に入り…という、ちょっと笑えないエピソードがあります(苦笑)。
Q.殺陣のような振り付けもありますが、苦労したのでは?
タクヤ はい、本当に剣がすっごく重いんです。でも、それを軽々振り回していたのはキャスパーくんでした。
キャスパー 僕は力持ちなので、軽々とやっているようには見えたかもしれません。でも、本当に大きくて重かったです。
Q.実際、ステージで披露するときもちょっと心配ですね。
キャスパー 難しいけど、頑張らないといけないですね。
Q.そういえば以前、大国男児のカラムさんが「キャスパーさんのダンスが“やばい”」と話していました。
キャスパー 実は先生に教えてもらうときは、覚えるのは遅いんです。でも、ダンスを覚えるときは細かいところをちゃんと見て覚えるようにしています。そして、覚えながらそのダンスで何を表現したいのかまで考えます。だけど、一度覚えても忘れるのも早いんです(笑)。ダンスは僕にとってゲームを楽しむような感覚ですね。いつも毎朝10時に会社に行って、夜の12時に帰宅するのですが、その間にダンスからラップまで、いろいろ練習しています。この世界は競争が激しいので、努力しないと(笑)。
Q.サンミンさんはアクロバットが得意だと聞きましたが。
サンミン 最近はすでに習ったもののコンビネーション、合わせ技を練習しています。練習のときは失敗もしますが、それも経験の一つなので、そこからの努力がやがて実を結ぶんです。
Q.CROSS GENEとしての、今後の目標を教えてください。
キャスパー 僕らのグループは、ダンスと音楽、どちらから見ても特別なものがあると思います。例えば、ダンスも他のグループでは見たことがないものなので、ちょっと変わっていると思われるかもしれません。でも、僕らはあえて他のグループが踊っているようなものは踊らないで、今まで見たことのないことをずっとやっていきたいです。
ヨンソク まずはCROSS GENEという名前を広めたいです。K-POPというジャンルの中だけではなく。僕らはアジアのグローバルユニットだから、CROSS GENEならではのカラーをつくっていきたいです。
セヨン そうですね。いろんな国から集まってつくったものをより生かしていきたいですし、僕らの歌を聴いたら、「あ、CROSS GENEの歌だ」と分かってもらえるぐらい、存在を知らしめたいです。
タクヤ 本当に個性豊かなグループだと思うし、日中韓が集まったグローバルなグループなので、そういうところを歌やダンスにも生かして、僕らだけのスタイルでお見せできればと思います。
シン 韓国、中国、日本というくくりとは関係なく、世界にアジアの音楽を伝えていくのが夢です。
サンミン そして、3カ国のメンバーで世界一になるのが目標です。
【後編】仲良し6人のボーイズトーク
(13.03.14)元記事韓流TVfan
タクヤの韓国語はネーティブ並み
Q.仕事やプライベートでは、いつも何語で話していますか。
全員 韓国語!
サンミン タクヤもキャスパーヒョン(兄さん)もある程度韓国語ができるので。
シン タクヤは韓国語をほぼ完璧にマスターしていて、ほとんど韓国人です。キャスパーも上手です。
Q.キャスパーさんの韓国語、かわいかったです。
キャスパー 僕のアピールポイントです(笑)。
Q.ヨンソクさんが韓国語の先生だとか。
ヨンソク それは、僕が昔、学校に行っていたときに、学生ということで分からないことがあったら2人に教えてあげていたからです。学生の性分ですね。
タクヤ 発音とか教えるの、上手です。
Q.基本的には韓国で生活をしているそうですが、日本や中国はどれくらい行き来していますか。
タクヤ 日本には今、来ているんですけど、これからはもっとよく来るようになると思います。「Shooting Star」のレコーディングも日本でやりました。中国は、去年中国の音楽番組に初めて出たときに行きました。中国はそのときが初めてだったので、日本の方がよく来ると思います。
Q.日本と中国ではそれぞれタクヤさんとキャスパーさんが大活躍ですね。
キャスパー 中国は僕に任せてください(笑)。
タクヤ 日本ではみんなで遊びに行く時間とかはあまりないので…。僕はレストランでメニューを読んであげて、メニュー選びを助けるぐらい(笑)。
Q.時間があったら連れて行きたい所は?
シン あそこ言って!僕らが考えている、あそこ!!
タクヤ (ちょっと困った様子で)えーっと、僕の実家なんかに…(苦笑)。
メンバー (爆笑)。
タクヤ みんなに言えって言われました(笑)。でも、母もメンバーのことが大好きなので、喜ぶと思います。
Q.逆にタクヤさんとキャスパーさんが韓国の文化で驚いたことは?
タクヤ 韓国のおうちは床暖房なのがいいです。
シン オンドルね。いいよね。
タクヤ でも、韓国の冬って寒いんですよね。一度僕たちの寮の水道管が凍っちゃって、この前は洗濯機まで凍って(一同笑)。しかも、誰かが洗濯をしている最中に止まっちゃって、残り40分から動かないみたいな(笑)。そういうハプニングはありました。洗濯物は…誰のだっけ?
セヨン (メンバーの視線を感じて)俺のじゃないよ!キャスパーのじゃなかったっけ?
キャスパー 違う違う!その前に出してあった。
タクヤ あ、タオルだ。
キャスパー でも、その一件があってから、一週間ぐらい洗濯できませんでした。
タクヤ そうだったね…。
キャスパー それから、韓国は街中にゴミ箱がなさ過ぎます。
シン 僕たちが使わないだけだよ。
キャスパー あと、韓国のメンバーはご飯を食べるのが超速いです。僕がゆっくりしていると食べ物がなくなっちゃいます(笑)。
Q.グループで一番の大食いは?
キャスパー 早食いはサンミンで、大食いはタクヤ(笑)。
タクヤ 今もおなかが空いてます(笑)。
セヨンの誕生日はサプライズでお祝い
Q.クリスマスも練習だったと聞きましたが、旧正月は帰省できましたか。
シン いえ、僕らは練習でした…。練習、練習、また練習。ずーっと。
キャスパー 時間が全然足りないので。
Q.バレンタインデーは?
タクヤ 僕はバレンタインデーっていうことすら忘れていました(笑)。
ヨンソク (大真面目に)バレンタインデーって何だ(笑)?
シン 僕らは6人でプレゼントし合いました。そんな大したものではなくて、各自自分の食べたいものを買ってきて「一緒に食べよう」って。それに、僕らの中にいつもお菓子を手離さないメンバー(サンミン)がいるので。いつも会社に来るときにコンビニに寄って買ってくるんです。
キャスパー そういえば、バレンタインのとき、みんなは僕を練習室に1人でほっといたんです…。
シン どこに行ってたっけ?
キャスパー みんなは美容院に行ったんですけど、僕は1人で…。
メンバー (思い出したように)あ~!
シン 髪を切りに行ってたんだよ。
Q.先日、2月8日はセヨンさんの誕生日でしたね。
全員 ワ~(拍手)!!
Q.お祝いしてもらいましたか。
セヨン はい!
シン サプライズパーティー!
タクヤ うちら、どこにいたっけ?
シン レコーディングスタジオだよ。
タクヤ あ~、そうだ。
シン ヨンソクと俺で夜、寒いのにプレゼントを買うために探し回って。
Q.何をもらったんですか。
セヨン 靴をもらいました。すごくいいやつ。
シン ちゃんと詳しく~。
セヨン まず、ちゃんとブランドのもので。
シン (小声で)限定版!
セヨン リミテッドエディションの(笑)。他の物ももらいました。
サンミン 僕とキャスパーヒョンもお金を出し合ってプレゼントを買いました。
セヨン Tシャツ!
サンミン リミテッドエディション(笑)。
タクヤ 僕はその日、フライドチキンを買ってあげたんです。みんなで食べようと思って注文したんですけど、僕はシャワーを浴びたいから財布を渡して、サンミンに「買っといて」って頼んだんです。普通、フライドチキン1ケースが1万3000~4000ウォンぐらいするので、僕はそれを2ケースぐらい頼んで食べるんだろうなと思っていたら、予想以上の金額が僕の財布から飛んでいって(苦笑)。僕がおごるからってみんな超頼み始めて(笑)。
サンミン そうそう(笑)。
タクヤ 3ケースも頼んだんです。それもちょっと大きめのサイズで(苦笑)。(サンミンに)怒られたよね、俺に(笑)。
サンミン はい、ちょっと怒られました。予想外に。たまには豪勢に食べようと思って注文したんですけど…大目玉を食らいました(一同笑)。
セヨン ケーキも食べました。
シン それも僕とヨンソクが用意しました。
Q.チキン担当がタクヤさんとサンミンさんだったんですね。
タクヤ いや、でももう次は担当じゃないですよ。(サンミンに)担当させたら大変なことになる…(苦笑)。
2年間一緒に暮らしたメンバーは兄弟同然
Q.タクヤさんがみんなのまとめ役だそうですが、仕事とプライベート両方でもそうですか。
タクヤ メンバーがそう感じるなら、そうかもしれないですね(笑)。まとめようとはしているんですけど、みんながそう思っているなら、うまいことやっているのかなっていう…(笑)。
Q.長い間一緒に生活してきて、何か文化の違いを感じたことは?
シン 意外と文化の違いは感じなかったんです。僕らも最初は「一体どうやって生活すればいいんだろう」って6人で悩んだんですけど、思っていたよりも大きくぶつかることもなくて、むしろ会話以外は苦労したことはありません。
Q.では、お互いに「これだけは直してほしい」と思うところをあえて挙げると?
タクヤ セヨンくんは寝る前に絶対に僕の部屋に来るんです。パソコンで映画を見るときとかも「一緒に見よう」って。僕があんまり見たくない映画とかも一緒に見なくちゃいけなくて(笑)。直してほしいわけじゃないんですけど、そういうところはあります(笑)。
シン タクヤは…僕の部屋にあまりにも来ません(笑)。たまには…遊びに来てほしい…。部屋もあんまり遠くないし。
タクヤ 僕とセヨンくんのちょうど中間がいいんでしょうね。
Q.セヨンさんは寂しくてタクヤさんの部屋に行くんですか。
セヨン はい…(一同笑)。年齢は一番上なんですけど、むしろだからこそ余計寂しいのかもしれないです(苦笑)。
Q.ちなみに、家事の分担は?
タクヤ 誰が何を担当してるとかはないんですけど、家事はヨンソクが一番得意かなと思います。
Q.特に何が得意ですか。
シン 料理、料理!
ヨンソク 料理も少しはやります。あとは…寮の生活必需品の管理とか。なくならないように、必要なものがあったら事務所にオーダーして、もらったら僕が整理しています。
Q.では、そんなメンバーを家族に例えると?
シン ヨンソクはお母さんみたいな末っ子で、タクヤはお父さんみたいなお母さん、それかお母さんみたいなお父さん(笑)。
ヨンソク サンミンは義兄(妹の夫)だな(笑)。
シン セヨンは母方のおばあちゃんって感じだよ。キャスパーは若い叔父さん。
キャスパー サンミンは赤ちゃん。それか、外国人留学生(笑)。ってか俺、なんで叔父さんなんだよ~(笑)!寂しいな…。
セヨン 俺なんておばあちゃんだぜ(一同爆笑)。
Q.すっかり大家族ですね(笑)。共同生活を通して、メンバーたちはどんな存在になりましたか。
シン 仲いいときはうるさいぐらい遊ぶし、時にはケンカもするけど…本当にもう兄弟だと思っています。