私としては、現状の高市政権の方向性にはまずまず納得している。
なかでも公明党との連立解消は最も望んでいたことであり、これによりスタートするという日本版DOGEなど、期待を寄せるところは大きい。
とはいえ究極的には自民党解体(というか旧来の戦後政治体制の抜本的改革)を望んでいるし、高市のこれまでの政治姿勢からして自民党の因襲から完全に抜け出せるようにも思っていない。
よって高市政権には取り急ぎやれることを思うがままにしっかりと進めてもらい、そのうえでマスコミからの強硬な高市批判を受けて選挙では大敗→自民党の勢力縮小からの新たな保守系枠組み爆誕というふうな流れを願っている……というのが正直なところだ。
ところがマスコミさんがアホすぎてさあ。
そんなことやってるとますます高市人気が上がっちゃうじゃんかよお。
たとえばこれ。
「高市が戦争をやりたがっている」なんて風に世論をリードしたいんだろうが、無理だって。
義務教育を受けていれば、高市の存立危機事態発言が「中台間で戦争状態になった時には、日本の国益のために介入もあり得る」という意味の一つの例示にすぎず、高市政権が自ら戦争を起こそうとしているなんてことは言っていないと理解できる。
だいたい、昨今の日本における嫌中ムード……それは差別意識などではなく、中国人たちが日本で手前勝手なことをやりすぎたことへの反感なわけだが、それを鑑みれば「中国が高市に怒っている」などと言った時には「高市がんばれ」「もっと対中政策を強化しろ」などの声が強まるのは当然の流れだ。
そんなこともわからない日本のマスコミってマジ盆暗。
もっと攻めるべきところはあるだろう。
↓これとか。
高市氏、宣伝費に8000万円超 24年総裁選 水面下で巨費投じる(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
↓これとか。
あるいは現状、日本経済でうまく回っていないところをひたすら高市のせいにしてあげつらっていくだとか。
そうして「なんか良さそうなことを言っているけど、結局自民議員は私腹を肥やすことと選挙に勝つことしか考えてない」という空気をつくっていけば、徐々に徐々にと反高市というか反自民ムードを醸成していくこともできるだろうに。
そうした長期戦略ってのをマスコミさんは持っていないんだな。
だから、すでに国民の多くが飽き飽きしている「裏金問題」とか突っつき続けるんだが、そんな高市以前からのネタで高市を叩こうとしても現状では「高市が虐められてる」みたいに思われておしまいなのよ。
中国やら裏金やら、1ネタで一気に高市打倒を狙おうとするから無理が出る。
そうではなく、新ネタをどんどん出していくんだよ。
私はよく知らないけど離婚から再婚までの間を掘り返して、性的なスキャンダルをでっちあげるとか。
高市が難しいなら内閣の一員に対してでもいい。
小ネタでも、バカバカしいものでもいい……というかそっちのほうが伝わりやすいのだから、それをどんどん積み上げていけば「なんか高市って悪い人かも」なんて空気を作り出せるだろう。
要は、兵庫県知事や伊東市長にやってきたことを、その反省を活かしつつやればいいのよ。
私自身はそんな薄汚くせせこましいやり方は大嫌いなのだけど、しかし、このまま高市自民の人気が高まり続ければ、高市の次にはまたぞろ旧来の自民が本性を露わにしてくる違いない。
日本の将来のためにもそこはなんとか避けたいんだ。
※今日も勝つ!
