住まい近くの通学路。
小学生たちが三々五々とにぎやかに下校するなかで、毎度一人で歩いている女の子がいた。
顔つきや服装などからしておそらく小4ぐらいか。
ジュニア・ゴルフ選手の須藤弥勒に似ている。
上背も横幅も小6並みかそれ以上に大きいため目に留まりやすいのだが、その彼女、いつも無表情で、ブツブツと独り言を言っていたりして、なんというかなあ。
心配、というほどでもないのだが、「幸せな日々を送ってくれていればいいなあ」などとふんわり思っていた。
そんな彼女がつい先日。
おなじくらい大柄な、いかにも幼い顔つきの少年と並んで下校していて、内容こそ聞き取れなかったが、はちきれんばかりの笑顔でしゃべり合っていた。
それを見て、自分でも意外なほどにジーンと胸に迫るものがあった。
やっぱり子供は笑顔が一番よ。
子供の貧困だのジェンダー平等だの、大人の思想なんていらんのや。
子供は大人が思っているよりもずっと強い。
自然に任せておけば、きっと自分なりに幸せを見つけるだろう。
逆に大人の妙な価値観を押し付けるほうが、不幸で誤った選択を取る子が出てきちゃうんじゃないかな。
いじめ問題などにしても、大人の価値基準が入るから凶悪化するのであって、子供同士の感覚だけに任せておけばさほど大げさなことにならないのかもしれないぞ?
※競輪は小田原記念準決勝!
