昨日の昼間15時ごろ、錦糸町にてポカンと時間が空いたので、前々から気になっていた麺や佐市へ行ってみた。

 元来の貝好きということもあって、一度、同店名物の牡蠣拉麺なるものを食してみたかったのだ。

 

 牡蠣をふんだんに使って並盛り950円なら、なかなかの値ごろだろう。

 昼休憩なしの通し営業というのもありがたい。

 

 ほどなく注文の品がとどき、早速スープを飲んでみたのだが……うん?

 牡蠣出汁を全面にアピールしていることから、もっと牡蠣牡蠣した、亜鉛の味が口いっぱいに広がるようなものを想像していたのだが、さにあらず。

 意外とマイルドで飲みやすい。

 

 美味しいかどうかと言われれば美味しいのだが、期待していた「ウマい!」とは違うんだよなあ。

 

 これなら別に牡蠣を使う必要がない。

 無化調の牡蠣出汁が自慢というが、それならばアサリやシジミ、ハマグリ(が高ければホンピノス貝)などを使ったほうが、よほど強烈なインパクトを出せるのではないか。

 実際、10年ぐらい前、たしか西船橋のどこかの店で食したハマグリラーメンは今でも脳内で味が再現できるほどなのだが、佐市の牡蠣拉麺の印象は早くもおぼろげになっている。

 

 どうせならもっと値段を高くしても構わないから、牡蠣のペーストをドンとスープに混ぜ込むとか。

 そのぐらいしないと、貝好きの客の2度目はないんじゃないかなあ。

 

 とりあえず私は、もういいや。

 

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